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■2006年 3月26日
 著書紹介ページを制作しました。

■2006年刊行

マンガ古書マニア
江下雅之/著
長崎出版/刊、2006年5月、1,890円
古雑誌に関する実用的エッセイ
旧版の内容に加え、ネットオークションとマンガ古書収集のかかわり、実用的ノウハウ、相場に与える影響などを書き下ろした。
マンガ古雑誌マニア
江下雅之/著
長崎出版/刊、2006年5月、1,890円
古雑誌に関する実用的エッセイ
「マンガを読む」ことを切り口に、古雑誌収集の楽しさ、難しさを述べた。著者自身の収集体験を具体的に紹介するとともに、収集した古雑誌の概要、古雑誌の広告などを多数提示した。マンガの熱心なファンが語る雑誌の魅力、収集の苦労なども紹介した。また、最近の収集活動に不可欠なツールとなったネット・オークションの利用に関し、具体的なノウハウを解説した。

■2005年刊行

メディアの近代史 ―公共空間と私生活のゆらぎのなかで―
パトリス・フリッシー/著、江下雅之・山本淑子/訳
水声社/刊、2005年8月、3,150円
学術書の翻訳
フランスのメディア学者パトリス・フリッシーの著書 “Une histoire de la communication moderne”を翻訳した。同書はフランス語圏の多数の大学院にてメディア史の基本文献となっている。18世紀の近代国家の誕生から20世紀末の私生活の変容にいたる社会史と電子・エレクトロニクスの台頭を中心とした技術史との相互作用的プロセスを論述している。

■2004年刊行

監視カメラ社会 ―もうプライバシーは存在しない―
江下雅之著
講談社/刊(講談社+α新書)、2004年2月、882円
監視社会に関する評論
情報技術の発達により、市民のセキュリティとプライバシーとがトレードオフの関係にあることを論じた。また、米国を中心に構築されている電子監視システムについて、第二次大戦前後から現代に至るまでの運営体制、要素技術、成果などを網羅的に記述し、今後の方向性を予想するとともに、市民レベルで必要な対策を論じた。

■2003年刊行

レポートの作り方 ―情報収集からプレゼンテーションまで―
江下雅之著
中央公論新社/刊(中公新書)、2003年10月、819円
大学生・社会人向け調査研究実務の実用的解説書
研究テーマの選定からプレゼンテーションに至るまで、研究調査活動で必要な作業の進め方を全工程について解説した。単なる文章執筆技法にとどまらず、アイデアの展開方法、調査票の設計、インタビュー調査の方法、プレゼンテーション用資料の編集方針、図表のフォーマットなど、大学生や社会人の知的活動に必須の内容を網羅した。
(2003年11月大学生協書籍部新書ベストセラー第3位)

■2002年刊行

別冊宝島675 楳図かずお大研究
江下雅之/企画・監修
宝島社/刊、2002年7月25日、1,390円
日本のマンガ史上最大の異才といわれる作家・楳図かずおの作品史、代表作の作品論、表現上の特徴、ファンの評価などを網羅的に解説した。全体の企画・監修を行うとともに、無署名記事を含む数項目を執筆した。
マンガ古書マニア ―漫画お宝コレクション1946〜2002―
江下雅之著
インターメディア出版/刊、2002年2月1日、1,890円
マンガ蒐集家のエスノグラフィ
日本の戦後マンガ史の全体像を俯瞰した。マンガの主要なブームの分析し、普遍的人気を保った作品、世代的な支持を得た作品を取り上げた。さらに、「蒐集」という文化的実践に注目し、自身が蒐集家でもある筆者がマンガ古書の蒐集家の行動や特徴的な「生態」をエスノグラフィックに描き、子ども時代に接した「もの」を通じた「自分史」形成の魅力を説くとともに、マンガ古書価のゲーム的な価格決定メカニズムなどについて分析した。

■2001年刊行

別冊宝島REAL#008 「IT」の死角
江下雅之/企画・監修
宝島社/刊、2000年12月19日、1,000円
通信傍受、ハッキング/クラッキング、盗撮、デジタル著作権、スキミングなど、インターネットや携帯電話が普及した結果、社会的に大きな事件として顕在化してきた現象をテーマに、とりわけ影響度が高い事柄を詳細にレポートした。全体の企画・監修を行うとともに、「IT超大国アメリカの通信傍受網」の執筆を担当した。

■2000年刊行

別冊宝島494 お宝コミックランキング
江下雅之/企画・監修
宝島社/刊、2000年3月25日、840円
マンガ蒐集という分野に注目し、マンガ史的に価値の高い作品、コレクター市場で評価の高い作品などを多彩な図版をまじえて網羅的に紹介するとともに、時代的・社会的な背景を分析した。全体の企画・監修を行うとともに、無署名記事を含む過半の頁を執筆した。
ネットワーク社会の深層構造 ―「薄口」の人間関係へ―
江下雅之著
中央公論新社/刊(中公新書)、2000年1月、882円
コンピュータ・ネットワークに関する評論
ネットワーク社会をめぐる通俗的な言説を批判し、インターネットのメディア特性、ネットワーク上のコミュニケーション特性、過去のメディアにおいて観察される仮想社会的現象を分析し、電子コミュニティ上の人間関係の原理を提示した。ライフスタイルと技術との相互作用的な変化を主要な問題意識とし、旧来のメディア行動との連続性、ネットワーク上の交流が台頭したことの必然性を分析した。
(第16回テレコム社会科学賞受賞論文)

1999年までの刊行分はここをクリック

好評発売中!
マンガ古雑誌マニア
江下雅之/著
水声社
2006年5月、1,890円
多くのマニアが「封印」している雑誌収集の魅力と苦労を具体的な体験にもとづいて記述しています。
好評発売中!
メディアの近代史
―公共空間と私生活のゆらぎのなかで―
江下雅之・山本淑子/訳
水声社
2005年8月、3,150円
本書はフランスの大学院でメディア論を専攻する学生には必読本とされています。
好評発売中!
監視カメラ社会
―もうプライバシーは存在しない―
江下雅之/著
講談社+α新書
2004年2月、882円
2004年上期に16件の書評が掲載されるなど、多方面で注目されています。
2刷好評発売中!
レポートの作り方
―情報収集からプレゼンテーションまで―
江下雅之/著
中央公論新社 中公新書
2003年10月、819円
テーマの選定、発想法、情報収集、図表の作成、そしてプレゼンテーション方法にいたる調査研究の全工程を解説しています。
2刷好評発売中!
ネットワーク社会の深層構造
―「薄口」の人間関係へ―
江下雅之/著
中央公論新社 中公新書
2000年1月、882円
第16回テレコム社会科学賞を受賞したほか、多数の小論文試験に本文の一部が使用されています。ゼミのテキストとしての採用例多数!