Boot Campベータ版のインストールとWindows用パーティション設定

※　画像をクリックすると、元の大きさの図版が別ウィンドウに表示されます。

	ソフトウェアアップデートから最新版のファームウェアをインストールし、Macのファームウェアを更新する。この作業を怠ると、Boot Campのインストールが実行されないらしい。更新中は、このような無味乾燥な画面となる。
	めでたくファームウェアが最新版に更新されたところ。これでBoot Campベータ版をインストールする準備が終わり。
	BootCampAssistant.pkgをダブルクリックすると、まずはこの「Boot Campアシスタントについて」という画面が表示される。ここは「続ける」をクリックして先に進む。
	インストール先を選択する。今回のIntel Macは買いたてのほやほやだったのでいきなりスタートしたが、すでに何日か使用したMacなら、当然、ディスクの内容は事前にバックアップしておいたほうがいい。なお、外付HDDにBoot CampをインストールすることはNG（当然だが）。
	ボリュームを選択するとこの画面が表示される。ここはもちろん「インストール」をクリック。
	Boot Campアシスタントのインストールが進行する。だいたい２分ぐらいで終わり。
	Boot Campアシスタントが問題なくインストールされたところ。ここでは「閉じる」をクリック。
	引き続きBoot Camp アシスタントBetaを起動される。画面には「評価用ソフトウェア」である旨の説明が表示される。了解したら「OK」をクリックする。
	続いてBoot Campの説明が表示される。了解したら「続行」をクリックする。
	「Macintosh Drivers CDを作成」という画面に切り替わる。ここで「Macintosh Drivers CDを今すぐ作成」ラジオボタンをチェックしてから、「続行」ボタンをクリックする。
	ドライブがアイドリング状態になるので、あらかじめ用意しておいたCD-R（またはCD-RW）をドライブに挿入する。
	ブランク・ディスクの挿入後、「ディスクを作成」ボタンをクリックする（もしかしたら、挿入後に勝手にクリック状態になったのだったかも）。
	CD-R（またはCD-RW）にデータが焼き込まれる。使用する容量は80MBなので、それほど時間はかからないで焼き終わる。
	ディスクが焼き終わったら、次はWindows XPをインストールするためのディスク領域を割り当てる。初期設定では5GBになっている。
	Windows XP用の容量を変更するときは、画面の仕切り線をマウスで移動させる。ここでは20GBを割り当てることにした。ちなみに、Mac OSの使用時にWindows用のパーティション領域を使用したいときは、ここで割り当てるWindows用領域を32GB以内にすること。詳細は右コラムのTipsを参照。
	Windows用の領域が決まったら、「パーティション作成」ボタンをクリックする。
	パーティションの作成が終わったら、Windows XPのブート・ディスクをドライブに挿入し、「インストールの開始」ボタンをクリックする。クリック後はマシンが再起動し、いよいよWindows XPのセットアップおよびインストール作業が始まる。
	ちなみにこの作業でMacのデスクトップ画面上でおこなうのはここまで。これから先、見慣れたMacデスクトップとはしばしのお別れである。

［次のstep］

［先頭に戻る］

Tips

キーボード選択の問題は、あちこちのブログでも言及されている。たしかにMacには「半角/全角」という旧世代の異物的発想は存在しないので、通常のキーボードにはそんなキーはないのだ。なので、その他のなかから選択することになる。

この過程ではディスクのフォーマット作業がある。Boot CampアシスタントでMac用、Windows用の二領域を確保したのだが、Windowsセットアップ画面では四領域分が表示されている。このうち、「F:パーティション2:[不明]」がMac用に確保した領域だ。「E:パーティション1:[不明]」はGPTフォーマットされたディスク全体の管理用エリアなので、ここをうっかり初期化しようとすると、たぶん、フォーマット不能というエラーが出るはず。Windows XPは新しいファイル管理方式であるEFIを採用していいないので、強制的なフォーマットもできないはずなのだ、といっても、試してみたいとは思わないけど。
いずれにせよ、Windows用には「C:パーティション3」を選択しなければいけない。

	MacWintoshの作り方 ■最終更新日：2006年5月2日■
	Copyright(C)1996- Masayuki ESHITA