Windows XPのインストール

※ 画像をクリックすると、元の大きさの図版が別ウィンドウに表示されます。

InstalShield Wizardが終われば、Windows XP on Macintelの作業は一応終わり。「はい、今すぐコンピュータを再起動します」ラジオボタンをマークし、「完了」ボタンをクリックする。これでドライバをセットアップされたWindows XPが起動する。
再起動後の画面がこれ。こんどはモニタのドライバが入っているので、24インチ画面にめいっぱい表示されている。使えないデバイスの存在を知らせるバルーンが次々と表示されるので、片っ端から蹴散らす。なおー、Windowsのインストール後は、Windows側が起動ディスクになっているので、単純に再起動させると常にWindowsのみが起動する。
Mac OS Xを再度起動させるために、Windowsの「スタート」メニューから「再起動」を選択する。Windowsが終了した後におなじみの起動音が鳴るので、すぐにoption(alt)キーを押しっぱなしにする。そうすると、MacintoshとWindowsのいずれかを選択する画面が表示される。ここで「Macintosh HD」のディスクアイコンをクリックして選択し、矢印をクリックすると、Mac OS Xの起動が始まる。
OS X起動後、デスクトップには二つのディスクアイコンが並ぶ。画面で「NO NAME」とあるのがWindows用に割り当てた領域だ。OS X上でこのディスク名を変更しても問題はないらしい。
「NO NAME」ディスクを開くとWindows XPのファイルが表示される。このなかで、「Documents and Settings」フォルダ(これがOS Xの「ユーザ」フォルダに対応)内に、自分のアカウントフォルダが存在する。
OS Xの「システム環境設定」から「起動ディスク」を選択すると、ちゃんとWindowsも起動システムとして含まれていることがわかる。ここでOS Xフォルだを選べばOS Xがデフォルトで起動するようになる。

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Tips

事前情報どおり、AirMacカードは使用可能なデバイスとして認識されない。なので、インターネット接続をおこなうには、有線でおこなわなければならない。ただし、Windows用の無線LANクライアントカードがあれば、それを接続してドライバをインストールすれば、AirMacカードのかわりに無線LANを利用できる(はずである)。

今回はたまたまASUS WL-167g無線LANクライアント(USBキータイプ)を持っていたので、このドライバをCDからインストールして試してみたところ、設定で若干の試行錯誤はあったが、結果的に何の問題もなくAirMacベースステーション経由でのインターネット接続が果たせた。このクライアント、じつはサポート対象外ながらMac用ドライバを出しているので、PowerBook Pismoを802.11gで接続させるために購入しておいたのだった。現在はこれをIntel Macに差しっぱなしにし、OS XのときはAirMac Extremeカード、WindowsのときはASUSという使い分けをおこなっている。