Windows XPのインストール

※ 画像をクリックすると、元の大きさの図版が別ウィンドウに表示されます。

再起動後、いよいよ内蔵HDDよりWindows XPが起動する。この時点ではモニタ用のドライバが入っていないので、大型のディスプレイだとひたすら巨大なマウスポインターやらなんやらが表示されることになる。
作業の進行をひたすら見守る。「エキサイティングな新しいデザイン」を楽しみながら眺めていよう。
純正のドライバ関係のインストールもおこなわれる。このあたりもひたすら待ち。
「地域と言語のオプション」をたずねてくるが、とくに変更することがないので「次へ」ボタンをクリックする。
名前および組織をたずねてくる。ここは名前のみをローマ字で入力し、「次へ」ボタンをクリックして先に進む。たしかここでの名前がユーザ・アカウントになるはず。このあたりの仕組みはOS Xとおなじだ。
ネットワーク関係のリソースがインストールされる。ここも進行を見守る。当然ながら、この時点ではどのネットワークにも接続していない。
一時的なファイルの削除が進行する。ここでも見守るだけ。
作業が終わるとWindowsの起動画面に。
起動後、操作関係のセットアップを始めることになる。ここでは「次へ」ボタンをクリックして先に進む。
Windows XPの通常のスタート画面になる。この時点でもまだモニタ用のドライバがインストールされていないので、大型モニタでは低解像度の画面となっている。
Boot Campアシスタントで作成したCD-R(またはCD-RW)をディスクに挿入する。挿入後はディスク内に記録されたAutorunが自動的に起動し、まずはドライバを格納したファイルの解凍が始まる。
ファイルの解凍後、「Macintosh Drivers for Windows XP - InstallShield Wizard」が起動する。まずは画面を読んで「次へ」ボタンをクリックして先に進む。
使用許諾契約を了解したら「はい」ボタンをクリックして先に進む。
ドライバのインストールが続々と進行する。
Microsoftの「お墨付き」のないドライバだと、かならずこうした警告画面が表示される。ここは警告を無視して「続行」ボタンをクリックし先に進む。
「Windows Update」への接続確認画面が表示されることもある。もちろんインターネット接続をしていないので、「いいえ、今回は接続しません」ラジオボタンをマークし、「次へ」ボタンをクリックして先に進む。
ドライバのインストール方法をたずねられたら、当然、ファイルはCDに含まれているので、「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」ラジオボタンをマークして「次へ」ボタンをクリックする。
ドライバがインストールされている状況を見守る。
作業が終わると検索ウィザードの完了を知らせてくるので、「完了」ボタンをクリックして先に進む。

Copyright(C) Masayuki ESHITA

Tips

Windowsをインストールする領域はパーティションで区切って確保するわけだが、Boot Campのすばらしいところは、すでにファイルがごちゃごちゃと存在するHDDであっても、十分な連続領域があればHDDを初期化する必要がない点だ。なので、たいていの場合は領域を確保できないことはないはず。もし不安なら、あらかじめフラグメンテーションを解消しておけば万全(だと思う)。いくつかのサイトを読むかぎりでは、ネットジャパンの「iDefrag」の評判が良さそうだ。

WindowsのHDDには、NTFSおよびFATの二種類のフォーマットが適用可能だ。通常、WindowsはNTFSを推奨している。しかし、FATフォーマットにすると、その領域はMac側からもアクセス可能となる。なので、データの共用を考えるなら、FATフォーマットを選択する。ただし、Windowsがサポートする32ビット版のFAT(FAT32)では、一つのパーティションについて最大32GBまでしか許容しないので、Boot CampアシスタントでWindows用パーティションの割当をおこなうときも、32GB以内にしておく必要がある。