Virtual Machine(VM)の設定

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ウィンドウの左側にある「アプリケーション」をクリックし、表示されたファイル/フォルダ一覧から「Parallels」フォルダを探してそれを開く。中に含まれている「Parallels」をダブルクリックしてParalles Desktopを起動させる。
起動後にダイアログが表示されるので、左下の「New VM...」をクリックする。
「New Virtual Machine」を設定するためのウィザードが表示されるので「Next」ボタンをクリックする。
設定の構成を確認してくるので、とくにコダワリがなければ素直に「Create a typical VM」のラジオボタンをマークし、「Next」ボタンをクリックする。
VMで走らせるOSを選択する。ここではWindows XPを走らせたいので、Guest OS Typeは「Windows」を、「Guest OS Version」は「Windows XP」を、それぞれポップアップメニューから選択する。選択後、「Next」ボタンをクリックする。
VMの設定ファイルを設定する。……といっても、Virtual machineの名前を決めるだけ。これも変更の必要がなければ表示のままで可。「Configuration file」欄もファイルの格納場所を変更する必要がなければ表示のままで問題なし。「Finish」ボタンをクリックしてVM設定作業を終える。
新規設定なので「パスが存在しないから自動作成するか?」と尋ねてくる。ここはパスを作成するために「Yes」ボタンをクリックする。
いましがた設定したVMの構成が表示される。以下ではメモリのサイズとネットワーク環境を変更するが、あえて変更の必要がないと思うのなら、この先はパスしてかまわない。が、AirMacを使うためにはNetwork Adapterの変更が必要。
Parallels DesktopウィンドウのResources欄にある「Memory」をクリックすると「Memory Options」が表示されるので、スケールを移動させるかRAMの数字を変更するかのいずれかで割り当てメモリを指定する。ここでは1024MBに設定を変更している。指定が終わったら「OK」ボタンをクリックする。
Parallels Desktopウィンドウに戻ったらResources欄の「Network Adapter」をクリックする。「Bridged Ethernet」のポップアップから「en1:AirPort/Wireless Adapter」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。
設定が終わったら、「Save」ボタンをクリックしてVirtual Machineを保存する。
Parallels Desktopウィンドウの右側に並ぶボタンのうち、緑色の矢印ボタンをクリックする。これでVMが起動するのだが……。
インストール直後の状態のParallels Desktopはまだ利用可能な状態にはなっていない。ここではActivation Keyを入力するために、「Enter Activation Key」ボタンをクリックする。
メールで送られてきたActivation Keyをメールからコピー&ペーストし、次いでUser Nameを入力し、「Activate」ボタンをクリックする。
keyを入力後、表示されるダイアログボックスで「OK」ボタンをクリックする。これでVMの起動準備が完了した。

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Tips

ここで示した手順は、事前に一度Parellels DesktopおよびWindows XPをインストール後に一通りのファイルを削除し、あらためて再インストールしたときの状況なので、純粋にゼロから始めたときとは若干手順が異なるかもしれない。あらかじめ了承されたし。

その気になれば、複数のVirtual Machineを設定し、複数のOSをMac OS上で走らせることができる。また、WindowsもXPだけではなく2000や3.1などさまざまなバージョンを利用可能だ。

Virtual Memoryに割り当て可能なメモリの容量は、Intel Macが実装するメモリに当然ながら依存する。割り当てるハードディスクの容量も同様。ここでは本体に2GBのメモリが実装されているため、その半分の1GBを割り当てが。VM起動中は1GBのメモリがVMのみに使われることになる。
ただし、ハードディスクは実際に使用している容量しか使われていないので、8GBを割り当てていても、実際にはその数分の一程度である。もちろんXP側でどんどん容量を費やせば、その分、バーチャルHDDの容量も大きくなる。

AirMac経由でインターネットに接続するのであれば、Parallels Desktop側でNetwork AdapterをAirPort/Wireless Adapterに変更しておく必要がある。……と思っていたのだが、Mac本体側がAirMacでインターネット接続をするような設定になっているときは、Parallels Desktop側も「Default Adaper」で問題ない。