TCD 栄光のストローク 全3 灘しげみ 800
ヤフオクでDVDをゲット。ナタリー・ドロン主演の『個人教授』、4,500円也。すでに廃盤となっているので中古でしか入手できない。今回が初めての入札ではなく、何度か挑戦した結果、5,000円前後は覚悟が必要だとわかった。
ベタでミーハーな映画かもしれないが、過去に何度も見て感動したのである。最後にルノ・ベルレーが去る場面が、じつに痛々しくていいのだ。彼が演じる高校生が通うリセは、名門アンリー四世校が撮影に使われている。あのあたりはパリ在住中に何度も通ったところなので、映画で見るとなんとなく懐かしい。撮影時期のほうがはるかに古いのだが。
ヤフオクでMacintosh SEを3,000円で落札した。パソコンとして使う予定はなく、いわばアクセサリーを買うような気分でゲットした。
カトリーヌ・ドヌーブ主演の「昼顔」DVD版を3,000円でゲット。ドヌーブはそれほど好きな女優ではないが、この映画のドヌーブの色気には圧倒された。
落札品が届く。宮谷一彦の『性蝕記』を入手できたのは大きな収穫だ。
自治体国際化協会で講演をおこなう。担当者にはけっこう評判が良かったようで、来年度もぜひ、と依頼された。
横みち本をゲット。
家族で中野に行く。まんだらけ中野店で読書用を何冊か購入。
「ゼルダの伝説」のGBA版が出たのでアマゾンに予約。このゲーム、ファミコン版はサルのようにハマってしまったものよ。
ついでに本も何冊か注文。在庫が薄くなった自著もキープしておく。
八王子に買い出しに行く。
初めてMacを買ったのは1987年12月のことだった。機種はMacintosh II、MC68020/16MHzのプロセッサを搭載し、メモリは1MB、HDDは40MBだった。当時としては最強のスペックである。システムはSystem 4.0が搭載されていて、漢字Talkはまだリリースされていなかった(年明けに予定されていた)。
モニタとキーボード、マウス、プリンタとをあわせた価格は100万円を越えた。それでもMac IIの仕様は、これまでのパソコンにはなかった「何か」を経験させてくれると思い、車を買い換える資金を使って購入したのである。同時にCricket Drawというグラフィック・ソフトを秋葉原のイケ・ショップで買った。
当時、個人でMac IIを購入する人はほとんどいなかったと思う。デザイナがパソコンを使うようになるのは、これよりもだいぶ後のことだったので、個人で買っても用途がなかったのだ。わたしも特になにか具体的な用途を持っていたわけではなく、単に最先端のシステムにふれてみたいと思っただけなのである。
Mac IIという名称が示唆するように、このときMacの製品ラインナップは大幅に変更された。あきらかに趣味の用途からビジネス用途を意識するようになったのだ。Mac IIがフラッグシップだが、ビジネス用との主力はMacintosh SE、個人向けはMac Plusである。このなかでMac IIだけがセパレート・タイプであり、いかにもパソコンらしく、逆にMacらしくない筐体だったのだ。なので、元からMacが好きな人は、SEをほしがったものである。
その後、Mac SEは弱点とされていたプロセッサの貧弱さ(MC68000を採用していた)を解消するべく、MC68030/40MHzに換装されたMac SE/30となり、一気に人気が盛り上がったと記憶している。