中野の琉球酒家で忘年会。参加者は主としてfbookのスタッフや常連さんたち。
この店は新中野に住んでいたころ、まんだらけの帰りに偶然見つけたところ。安くて旨いので、わりとよく立ち寄っている。キムチチャンプルが絶品なのだ。
某作家さんのオフに出席。場所は新宿のパセラというところ。日本に帰ってきたので、今年の忘年会シーズンはあちこち出没することになりそうである(笑)。
NIFTYのマネージャ有志がおこなっている勉強会に参加。半分ぐらいゲスト扱い……というか、トラブル対応の専門家(笑)として。勉強会後は忘年会がおこなわれる。
今年で1900年代は終わり。その最後の月の最後の週に八王子買い出しツアー。たぶん、これが年内最後だろうけど、どうせすぐに買い初めをするに決まっている(笑)。
ネット古書店の丸文書房が年末100円セールをおこなっていた。早い者勝ちなのだが、おとくなものがけっこうまだ残っていたので速攻で注文。
所用で神保町に。もちろん打ち合わせの後は買い出しをしたが、時間があったので中野のまんだらけまで遠征してきた。
ネット古書店に注文しておいた漫画が届く。古本ロードという店、北海道にあるのだけど、神奈川県から簡単に注文できてしまうんだから、ほんと、便利になったもの。
八王子に買い出し。今回はまあまあの収穫だった。なんといっても、美内すずえの『赤い女神』を200円でゲットできたのは大ラッキー。じつはこれで三冊目なのだけど(笑)。
練馬の友人宅に招かれた。ひとしきりオタクな話題で盛り上がったあと、近所にピーターという古書店があることを知らされた。この店、以前、「まんがまっぷ」をいう本を制作したときに、別のマニアから評判を聞いたことがある。わりとマニアックな商品構成だ、とのこと。その場を「ちょっと失礼」と中座し、さっそく訪れてみたのだが、たしかに古いのが揃っている。
ムックの制作が始まり、予想通り、まったくの余裕がないスケジュールとなった。12月中は、とりあえず自分担当の原稿をこなせばいいのだが、年明けは地獄となるのは明白だった。ただ、まんだらけが協力してくれることになったおかげで、書影の撮影は一気に進んだ。撮影といっても、対象が本であるから、ほとんどをスキャンでおこなった。まんだらけ中野店にデスクトップ・パソコン、フラットベッド・スキャナを持ち込み、事務所を借りて次々と稀覯本をスキャンさせてもらったのである。評価額が100万円を越えるものが何冊もあったので、正直、かなり緊張する作業の連続だった。
最も緊張したのは、足塚不二雄(後の藤子不二雄)の『最後の世界大戦』と手塚治虫の『新寳島』初版本を扱うときだった。宍戸さんからは、ごく普通の本のようにぽんと手渡されたのだが、なにせ販売価格が300万円というシロモノ。手に汗を握るわけにもいかない。慎重に、そして手早く作業をすませるしかない。とはいえ、めったにない機会なので、どの本や雑誌にも表の画像しか出ることがなかったので、は背や裏も画像に収めておいた。
稀覯本を一気に手にとることができたのは、個人的には非常にラッキーな経験だった。この二冊以外にも、千葉徹哉(ちばてつや)の『復讐のせむし男』、水木しげるの『妖奇伝』『ロケットマン』、石森章太郎の『水色のリボン』、松本あきら(零士)の『宇宙作戦第一号』をはじめ、まさに漫画のお宝に接することができた。
『カムイ外伝(1)』白土三平 小学館ゴールデンコミックス |
ゴールデンコミックスから出た最初の新書判コミックスがこれ。こういう節目のものだけは、できることなら初刷でほしい。完全版はBig Comicsから出ている。 |
『ルパン三世(1)』モンキー・パンチ 双葉社パワァコミックス |
それほどレアなわけではないのだが、100円で買える機会はあまりない。 |
『金メダルへのターン』細野みち子 講談社KCフレンドシリーズ |
フレンドシリーズでも人気があるのでバラの入手は困難かと思ったが、全4巻ならなんとかなると思い……。 |
『おくさまは18歳(3)』本村三四子 集英社マーガレット・コミックス |
岡崎友紀主演のテレビドラマはほぼ欠かさず見ていたが、そのころは、原作が漫画だということは知らなかった。舞台も外国だし。 |
『冒険ガボテン島』久松文雄 虫プロ商事虫コミックス |
サンデー連載時には夢中になって読んでいたし、アニメもほぼ欠かさず見ていた。以前、サンワイド版を入手したが、やはり虫コミ版もほしくなってしまった。 |