2001年 12月12日 都市公団の不可思議

 毎日新聞・O田記者の取材を受ける……というか、こちらから「こんな話があるのですが」と持ちかけたのであるが。
 このところインターネットのブロードバンド・サービスのエリアが広がっているが、都市住宅整備公団はNTT・KDDI以外の業者を事実上締め出す入札条件を突然打ち出したのだ。うちが入っている団地など、10月末より有線ブロードバンドの100Mbpsがサービスを開始したにもかかわらず、公団のこの不可解な方針のせいでサービスに加入できない。しかもこの地域は回線が光ファイバー化されているためにADSLも利用できない。いったい公団は何を意図しているのやら。うがった見方をしようと思えばいくらでもできてしまう。


 取材後、神保町に移動し、IM社のTさんと打ち合わせ。場所はいつもの場末系喫茶店。
 打ち合わせ後は中野書店で買い物。ぬわんと、日の出文庫の新書判漫画『まっぴら君』をゲット。おまけに、ほぼ同時期に若木書房から刊行されたB6の『まっぴら君』まで発見してしまった。

  • GC 捜し屋はげ鷹登場!! 3 さいとう・たかを 1200
  • SSC ダメおやじ 1 古谷三敏 800
  • 曙C レッツラゴン 6 赤塚不二夫 800
  • 八興 まっぴら君 加藤芳郎 800
  • 若木 まっぴら君 加藤芳郎 800
  • プリンセスC おしゃべりラブ 全2 吾妻ひでお 400
  • JC ふしぎトーボくん 1,3 ちばあきお @300

2001年 12月11日 ネットでゲット

 book-1(まんがのさんぽみち)のネット通販で2点ゲット。今回は狙いのものが少なかった。

  • SCM さるとびエッちゃん 1 石森章太郎 600
  • SCM さるとびエッちゃん 3 石森章太郎 820

2001年 12月10日 調教師

 授業終了後、友人宅までパソコンの調教をしに訪問する。

2001年 12月8日 一周忌

 昨年12月に急逝した友人・T原さんの一周忌のため、共通の友人であるHさんたちとともに愛知県まで日帰りで行く。彼の実家の仏前でこの一年間の報告を行った。「おまえら、おれのいねーところで、おもしろそうなことをしているんじゃねえよ」という声が聞こえそうだった。帰りは妹さんが駅まで送ってくれた。

2001年 12月6日 久々に

 編プロを経営する友人T田さんの自宅兼事務所を訪問。T田さんが巴里に遊びに来て以来だから、数年ぶりの再会だ。


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困ったもんだよ公団は

政府がいくらIT化を叫ぼうとも、現場レベルの対応はひどいものである。たしかに住宅都市整備公団は政府の一部ではないが、それでも中身は役所のようなもの。そして対応のトロさは役所そのものだ。その発想に、サービスという概念があるとは到底思えない。
事の発端は夏、我が家のエリアは回線が光化されていたためにADSLを利用できず、CATVも映像系サービスのみでインターネット系は利用できなかったので、ブロードバンドの選択肢はFTTHしかない。そうしたなか、真っ先にサービスを開始したのが有線ブロードバンドだった。料金はBフレッツよりも高いが、スループットの高さ、なによりその時点で唯一利用可能なブロードバンドということで、すぐに予約をした。
ところが、公団が共用施設の利用を認めない。つまり、中継器の設置を認めないのだ。これではサービスに加入できなくなってしまう。集合住宅ではこういうトラブルは珍しくないのだが、問題は、公団側が住民と交渉する姿勢をいっさい見せなかったことである。
賃貸とはいえ管理組合はある。さらに、有線ブロードバンドの加入希望者は数世帯あった。中継器の設置にともなうコストは月々の電気代程度なので、加入希望者は利用者による負担も認めていた。ところが、公団のエリア担当者は公団本部の所轄といい、公団本部は団地単独での対応は認めないという。要するに、ブロードバンド化は考えてはいるが、業者を統一したい思惑のようなのだ。
これには少々驚いた。ブロードバンド・サービスのような付加価値サービスの場合、参入業者もサービスの程度も地域差が大きい。全国各地に団地を持つ都市公団がそういう方針を出せば、参入業者は事実上NTTとKDDIに限定されてしまう。そうなれば、この二次業者がサービスを開始するまで、ブロードバンドはお預けということだ。
わたし個人が交渉してどうこうなる問題ではないが、それでも納得がいかないので、公団本部の担当者には何度もクレームと要望を伝える電話をかけた。実際問題、ブロードバンドを利用できるかどうかは、こちらの仕事に関しては非常に重要なことだからである。