21世紀の日記
20世紀の日記

*この日記について

98年1月の日記は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラムロマンス語派館」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。
当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。


1998年1月15日 植物園

 Jussieu の Jardin des plantes だと、5月から6月ぐらいまで咲いていますね。ここのバラ園はわりと有名みたいです。うちの近所ではここがいちばん規模がでかい。Place d'Italie 周辺、とくに13区 mairie 近辺にもけっこうまとまったバラの花壇があります。ここも5月から9月ぐらいですね。ピークは6・7月かな、やっぱ。

1998年1月1日 謎解き

『めぞん一刻』のフランス語版タイトルを知っている。
→ Juliette, je t'aime.
 Juliette はもちろん響子さんね。

「あなたのご専門はなんですか?」とフランス語で質問できる。
→ Quelle est votre formation ?
 こういうケースでは絶対に「formation」を使わないとあかんそうな。

Otanがなんの略語か知っている。
→ NATO であります。「Otan」だとなんか可愛いでしょ?

F1のテレビ中継でフランス人解説者が「アデランス」といっても驚かない。
→ adherance には「グリップ」という意味があります。「タイヤのグリップ」とかって用例で使うわけですね。レーサーがかつらをかぶっているわけじゃありません。


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略語

国際機関などのフランス語略称で意味不明なものがあったら、文字列を逆にしてみればいい。たとえば「Otan」。音にするとやけにかわいらしいが、逆にすれば「Nato」というわけで、北大西洋条約機構のことなわけだ。ECはCEだし、完全な逆ではないがOECDはOCDEという具合に、だいたいこの原則は通用する。