ついに/ようやく/なんとか中公から新書を刊行するに至ったのが先月末。いろいろな友人に献本をしたのだが、いろいろと好意的なコメントがメールで届く。
買い出しのフルコースを久々に実行。地元から相模原、そして八王子という巡回ルートだが、たぶん、店頭在庫ベースで50万冊以上はチェックしたはず。
無理なスケジュールであることは先刻承知だったが、いよいよ佳境の二月に入り、フィニッシュさせるためには睡眠時間をギリギリまで削る以外に選択肢はなくなった。データ納品前の二週間、平均睡眠時間はおそらく三時間程度だったろう。ふとんで寝ることなどハナからあきらめた。カミさんに「一時間後に起こしてくれ」と告げてからソファーに横になる。それを日に二度か三度おこなうわけだ。
最後の最後は出版社の編集部でデザイナーとともに完徹である。8時ごろにバイク便がディスクを受け取りに来たが、1時間ほど待ってもらって、ようやく手渡すことができた。とりあえずこれで帰宅して眠ることはできるが、翌日には青焼きが出るので、まだまだ一服はできない。すべての作業が終わったときは、さすがに出し殻状態になった。
前の月の終わりごろ、パリでおこなった最後の仕事である本『ネットワーク社会の深層構造』(中公新書)が刊行された。中公から本を出すという、ひとつの目標が達成されたわけだ。
(2006.3.6記)
『まことちゃん(1)』楳図かずお 小学館少年サンデーC |
まことちゃんってたしか、「アゲイン」の源太郎じいさんの孫、でしたよね? しかしまあ、このこぎたないガキんちょ、むしろ子どもの姿そのままかも。 |
『飛べない翼(1)』梅本さちお/真樹日佐夫 秋田書店サンデーC |
昔、少年サンデーに連載されていた、どちらかといえば暗い漫画。1巻しか出ていない。8000円したのですけど、買うべきかどうか、やはり悩みました(笑)。 |