「森岡浩之を励ます会」(日本SF作家クラブ主催)というパーティーに参加。ひさびさに(酔っぱらい中の)谷甲州さんに会う。
まんだらけのなかでも中野店のほうが充実しているのはわかっているが、うちからだと渋谷は打ち合わせルート途上にあるので、ついつい渋谷店を利用してしまう。前々から頼んでおいた『お金ためます!』をゲット。
遠出をしようと思ったが、ブックセンター星ヶ丘店まで行って面倒くさくなってしまった。
サンコミもストロベリー装丁のは、まだまだ100円コーナーで買えてしまう。
ブックオフではわりと人気がある佐々木倫子の『おたんこナース』が、めずらしく100円コーナーに入っていたので、即ゲットした。
打ち合わせの帰り、まんだらけ渋谷店に立ち寄る。結局、ここと中野店のビンテージ棚を定期的にチェックすることが、お買い得品に遭遇できる確率がいちばん高いと思う。
久々に伊勢佐木町の先生堂本店に遠征。『サインはV!』1巻はすでに持っていたが、帯付きだったのでついつい買ってしまう(初刷は帯ナシだったはず)。帯にはドラマのカットがプリントされていた。
友人宅に遊びに行った帰りにピーターに立ち寄る。つのだじろうの『グリグリ』をこの値段で買えたのはラッキーというもの。
まんだらけの目録販売に応募し、ただ1点、KCフレンドシリーズの『ライバル出現2対1』(辻村弘子)が当選する。500円也。この値段で並上なのだから、相当なお買い得ではある。1点だけでも当選できてラッキーと考えるべきなんだろう。
完全に恒例の巡回。佐藤書房には『燃えよドラゴン』の取り置きを電話で依頼しておいたのだが、G司さんが『怒りの鉄拳ドラゴン危機一髪』もキープしておいてくれた。在庫があったのだそうだ。
ブックセンターいとう豊田店に、『釣りキチ三平』の60〜65巻がすべてバラで並んでいたのにビックリ。しかも700円均一である。どれもすでに持ってはいたが、ついついラスト2巻を買ってしまった。つくづく「巡り合わせ」だと実感する。
「なつ漫フェス2000」に行く。マニアックな古書店数店が合同で開く古書市のようなもの。この日の会場は風書房であった。
この市のことは、ときどきチェックしていたweb古書店で知った。風書房とか、なつ漫キングなど、絶版コミックスでは割と知られた店が参加するようだったので、興味を持った次第である。成果はまあまあといったところ。まあ、午後の入場だったので、午前中にめぼしいものが買われてしまったのかも。
漫画古書最大手のまんだらけは定期的に目録を発行している。注文が重複したときには抽選で購入者が決まる仕組みだが、重複しないことなどほとんどないのではないか。人気商品ともなると、倍率は200倍以上になることがあるらしい。
この月に締切となった目録は少女マンガ特集であった。まんだらけの目録商品は品揃えが圧倒的にいいのに加え、一般的な相場よりも安いのだ。状態も良好な品が多い。だから応募者が殺到するわけである。
応募する側もあれこれ知恵を絞る。たとえば友人どうしで連絡しあい、重複しない希望商品を友人間全員で応募する。そのうちの誰か一人でも命中したら、希望者にかわって取引するわけだ。しかし、こういう工夫をしたところで、なかなか当選に至るわけではない。
わたしは後にも先にも応募したのはこのとき一度だけだ。もちろん友人間で連絡をしあい、お互いの希望本を注文した。それでも一点当たっただけだが、確率を考えれば、これでも満足しなければいけないのだろう。
(2006.3.11記)
『お金ためます!(1)』忠津陽子 集英社マーガレット・コミックス |
忠津ラブコメのなかでも、ひときわ人気の高い作品がこれ。ようやく入手できた。 |
『イナズマン(1)』石森章太郎 小学館少年サンデーComics |
SSCのなかでは比較的入手しづらい部類の作品。サンデーはずっと読んでいたはずなのだが、これがいつごろ連載されていたのか、どうしても思い出せない。 |
『グリグリ』つのだじろう 朝日ソノラマSun Comics |
怪虫カブトンのサブキャラ、グリグリを主人公にした作品。カブトンはずっと連載を追いかけていたのだが、その後、グリグリの漫画が出たことは知らなかった。この本、帯がレアらしい。 |
『ライバル出現2対1』辻村弘子 講談社KCフレンドシリーズ |
まんだらけ目録、みんな20点ぐらいは応募するので競争率は高い。この一点のみで当選できてラッキーと思おう。しかも、状態は極美といってもいいくらいだった。 |
『1★2作戦(1)』貝塚ひろし 秋田書店Sunday Comics |
それほどレアというわけではないが、こういう年代の、しかも秋田サンデーの並下本がブックオフに置いてあったのには驚いた。店主の趣味なのだろうか。 |
『燃えよドラゴン』本宮プロ 朝日ソノラマSun Comics |
もちろん同名の大ヒット映画を漫画化したもの。随所に映画のカットが挿入されている。不覚にもこういう漫画があったというのを、割と最近まで知らなかった。 |
『5年ひばり組(1)』巴里夫 若木書房Teen Comics Delux |
若木TCDで真っ先に刊行されたのがこれ。少女漫画コレクターには人気がある。ただし、この画像は新カバー版のもの。 |