ヤンキースもレッドソックスも負け、アメリカン・リーグ東地区の順位がちょっとおもしろい配置になっている。最下位デビルレイズは定位置なので「別格」として、1位オリオールズ、2位ブルージェイズ、3位レッドソックス、4位ヤンキースという順番は、過去数年の定位置の裏返しなんである。ヤンキース、レッドソックスが不調なのか、オリオールズが好調なのか。まあ、たぶん、両方なんでしょう。オリオールズは85年の阪神とおなじく、打線の破壊力は凄いもんね。
個人的には、「メジャーの強豪」で真っ先に連想するチームは、ヤンキース、カージナルス、オリオールズ、そしてシンシナチ・レッズの4チーム。まあ、ヤンキースは当然として、カージナルス、オリオールズとレッズに「強い」という印象を持っているのは、かつての日本遠征の記憶があるからです。カージナルス、オリオールズは70年ごろに来日したはずだが、どちらも日本は単独チームでは当然歯が立たず、全日本選抜でなんとか勝てたんではなかったか。ちなみに、オリオールズ来日のときに三塁を守っていたのが、後に巨人に来たデビー・ジョンソンでしたね。
レッズ来日は巨人王監督就任一年目の「世界一決定戦」だったと記憶しとる。前年のワールド・シリーズ・チャンピオン対その年の日本王者(巨人はダメだったよな、たしか)のゲームが目玉だったけど、それよりもなによりも、全盛期のピート・ローズがやってきたというのが、いまにして思うと衝撃的だわな。あのときの「ビッグ・レッド・マシーン」もめちゃくちゃ強く、結局、全日本チームが2勝できただけだったように思う、それも遠征終盤で。
チャーリー・ハッスルことローズのスタイルといえば、クラウチングの独特の打撃フォームとヘッドスライディング。当時のヤクルトに、ヒルトンというクラウチング・スタイルの選手がいて、全日本メンバーに入っていたけど、ローズのまえではえらく緊張してたみたいだったな。
昨年、イチローが二度目の月間50ヒットを達成したときにローズの記録が引き合いに出されたけど、あのイチローがローズを「名前だけは知っている」と答えたのにはちょっと驚いた。これってやっぱ、世代の違いなんだろうか。中年野球ファンで多少なりともMLBに興味があれば、ピート・ローズのことを知らない人はいないでしょ? 「3000安打を達成したら西武でプレイする」なんて言ってたこともあるし。
それはさておき、日本に来たメジャー選手で最も強烈なインパクトを残したのは、おそらくはヤクルトに一年だけ所属したボブ・ホーナーだと思う。異次元のバッティングだったよね。アリゾナ州立大学時代に日米大学野球で来日し、ぽかすか打つの印象的だったのだけど、メジャーから日本に来て、破壊力が5割増という感じがしたものだった。
でも、MLBの公式ページでホーナーの記録を調べると、松井よりもはるかに劣っているんだわ。ということは、松井、そしてもちろんイチローの二人は、日本の野球選手として完全に頭一つも二つも抜き出た存在だったのだなあ、と改めて実感した次第です。まあ、一昨年のワールド・シリーズで松井がヤンキースの4番で先発したとき、「こんなシチュエーションは漫画にもなかったぞー」と興奮したもんですが。
こうなると、江夏のメジャー挑戦をぜひ全盛期にしてほしかった。ペドロ・マルチネスの投球を初めてテレビで観たとき、年間400奪三振(いまだにMLBでも破られていない数字)を達成したときの江夏の球筋を思い出しましたぜ。うなるような低めの剛速球ね。たしか野茂の4年前だったよね、江夏がブリュワーズの招待選手としてキャンプに参加したのは。ロートルになってからではなく、全盛期にこそ見たかった……。
そんな気持ちがあるので、松坂や上原も、来年はぜひメジャーに挑戦してほしい。野手だと福留、城島あたりっすかね。城島だと一塁コンバートかね。
花とゆめコミックス版の「ガラスの仮面」って、36巻以降はノンブルがないんですね(^_^;)。ページめいっぱい使っていて。ざっと確認したかぎりでは、35巻の95ページが最後です(35巻も2箇所しか見つからなかった)。
花ゆめコミックスから出ている別の作品や、マーガレット・コミックス時代のを確認してみたのですが、「ガラスの仮面」が群を抜いて「めいっぱい」です。とくに40巻以降は、上も下も横も裁ち切り状態ですよね。まあ、内容とは関係のかいことだけど、何巻の何ページに、なんて指摘をするときは、いちいちページ数を数えないといけません(笑)。
さあ、GWだ、疲労回復だ! そして溜まった原稿を一気に総仕上げだ!……と思ったものの、わたくしの出勤日は月・木・金なので、今回の連休では今日と来週の木曜が休みになるだけ、ということに気づいた。
天気が良かったので、ビートの幌を上げて走る。こういう日のBGMは山下達郎と決めているが、今日はなんとなく補イットニー・ヒューストンが聴きたくなった。
しかし、渋滞がひどかったので、途中でアルバムが終わってしまった。連休前とあって、車の量がえらく多い。事故渋滞でなしにこれだけ込むのはめずらしい。しかも、どのルートも詰まっている。覚悟を決めてストレートに向かうルートを選び、BGMをドナ・サマーに替える。
職場に着いたのは、授業開始時間の3分後。研究室までダッシュで行き、扇子と講義ノートを取ってすぐに教室に。まあ、アドリブでも十分に話せるのだけど、扇子がないとしゃべりづらいので、ついでにノートも持参した次第。ただ、真夏の日差しのなかをオープンエアで走ってきたので、さすがに少しぼっとしてしまった。
増刷だ、増刷だ、うっれしーなーっ、と。
ついでにヤフオクで西谷祥子の付録漫画「純白のマリーゴールド」昭和45年りぼん付録を3,200円でゲット。これまたうれしい展開である。
ほんと、惜しかったー、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス。第1打席がスリーラン、第2打席がツーラン、第3打席が満塁の3連続本塁打。あと1本、ソロ・ホームランが出れば、史上初のサイクル・ホームランという大記録ですがな。で、第5打席は先頭バッターで達成のチャンスがまわってきたのだけど、残念ながらセンターライナーであった。
だいたい、一試合4本塁打自体がレアな記録なのだから、サイクル・ホームランなんて、麻雀でいえば大三元・字一色・四暗刻のトリプル役満ようなもんでしょう。いや、もっとレアかもしれん。まあ、「あと1本!」というリーチがかかった事態を見ることができただけで、とてもラッキーだったと満足しておこう。
新聞を読んでいたら、「小谷元子」という名前が目に入る。見覚えのある名前だと思い記事を読んでみたら、大学の同窓生であった。予備校でもときおり出くわしたことがあるし、1・2年のときは隣のクラスだったので科目によっては合同で授業を受けていたし、3・4年はおなじ学科だったので、けっこう顔なじみのハズではあるが、オレ自身が授業をサボりまくっていたので、向こうはもう忘れているであろう(笑)。
新聞記事は、彼女が第25回猿橋賞を受賞したことを告げるもの。優れた女性科学者に授与される賞なのだが、彼女が証明した中心極限定理が認められたのだそうだ。
我らの代には、古田幹雄というケタ違いの天才がいたため、なんとなく他の人の存在がかすんでしまっている。でも、慶応の戸瀬信之といい、この小谷さんといい、けっこういい仕事をしている同期は多い。この年になると、こういうニュースはけっこう刺激というかプレッシャーになる。ああ、仕事しないと。
喉が痛かったので、午後の3連コマは、なるべく黒板にいっぱい書いて時間稼ぎをした。授業終了後、何人かの学生は、今日はずいぶんと書きまくりましたね、と言ってきた。
ちなみに、わたくしめの授業では、時間の最初にその日の要点となる内容をすべて書いてしまう。なので、毎回の授業は、もくもくと板書するところから始まる。まあ、こうすることによって、開始直後のざわつきも、たいていは自然におさまるし、話す内容を把握しておいてもらえるので、けっこう楽なのである。で、今日は最初に書く量を少々多めにしたわけだ。
たしかに書くことで時間を稼げば、しゃべる時間を多少は減らせる。ただ、黒板を使う時間が長い分、粉が舞って喉を直撃してくるので、それほど喉に優しい方法とはいえない。それに、オレはしゃべるのが好きなのだ。結局、普段よりも5分ぐらい長くしゃべってしまった。
行き:
The Eagles "Hotel California"
The Carpenters "Carpenters Gold 35th anniversary edition"
帰り:
Dona Summer "Endless Summer"
ま、よーするに、あたしゃー70年代後半から音楽の趣味がfixされてるっつーことです(笑)。
ヤフオクで「亜紀子」全2巻/わたなべまさこ/集英社を8,251円で落札。これでMCのレアものはあらかたそろったような。
土日は一ヶ月ぶりに原村で過ごす。村のあたりは桜が満開であった。 高原もところどころが芽吹き、朝方はキツツキが木を突っつくのが間近で見えた。こんな健康的な生活はいつ以来だか(笑)。
行き:
Air Supply "Air Supply Story Vol.1"
The Pretenders "Pretenders"
帰り:
Roberta Flack "Softly With These Songs"
Barbra Streisand "Barbra Streisand's Greatest Hits Vol.II"
ちなみに、iPodをカセットアダプタ経由でカセットステレオに接続して聴いてますだ。CDチェンジャーよかぜんぜん便利だわな。
黒板に「規則」と書こうとしたら、「則」の字をド忘れしてしまった(恥)。
去年は別の授業で「秩序」の「秩」をド忘れしてしもた。ド忘れの怖いところは、法則性がない点である。明日は平和でありますように。
早くも喉が痛み始めた。教員稼業、喉にいいはずがない。教室では声帯を酷使するし、黒板を拭けばチョークの粉をいくらかは吸い込む。いつもだと、だいたい学期が始まって二ヶ月ぐらい経ってから痛みが出てくるのだが、昨年度の秋学期、どの授業も登録者が多かったために全科目大教室となり、普段よりも喉を酷使した後遺症が、いまだに残っているのかもしれない。
いちばんでかい教室ではマイクを使うけれど、それでも声を大きくしないと通りが悪くなる。どうあがいても喉を酷使してしまう。マメに水を飲んだりしているのだけどね。
今日も原稿三昧。三枚よりはかなり多く書けた(笑)。
ひさびさの原稿三昧である。昨日までは原稿三枚のペースであった(涙)。
ヤフオクにてとうとう里中満智子の『銀河はるかに』サンコミ版をゲット。11,000円まで突っ張ったが、状態が良い本だったので仕方がないか。
今学期二度目の月曜。午後の3連続コマでヘトヘト状態は先週とおなじ。
わが授業は飲食自由としている。教えているこちらがチョコをつまんだり水を飲みながらしゃべるので、おなじ程度のことは認めているわけだ。まあ、フランスの大学院での授業がそんな感じだったし、そうした環境に違和感を覚えなかったので、単に真似をしただけである。
3限の授業では、4年生二人が最後尾の席でメシを食っていた。それ自体はべつにいいのだが、こいつらがぺちゃらくちゃらとうるさい。さすがにじゃまくさいので、「黙って食ってるか、外に出るか、どっちかにしろ!」と指導。結局、食うこと自体をやめてしまっていた。そりゃ周囲が静かななか、ばくばくとメシを食うのは胃に悪かろう。せめてパンにすりゃいいのにね。
書庫のメイン通路(といっても、幅53センチ、長さ172センチ分)にフローリングを貼る。中央部の書棚の土台部分が出っ張っていたので、その高さに合わせて床を上げたのである。ツーバイフォー材を組み、その上にワンバイテン材の板を敷き詰め、そこに固めのタイプのフローリングを貼った。その部分だけ、これまでよりも10センチほど高くなったので、書棚の上から3段目も脚立なしで届くようになった。
授業ひとつにゼミひとつ。これで新学期第一週目、おわり。ああ、疲れた。でも、明日は健康診断がある。これがまたつらい。朝から飲み食いしない状態で、最初に喉を通すのがバリウムだもんな(^_^;)。いくらイチゴ味になったからって、あのズシリ・ドロリは空腹に応える。おまけに、胃を膨らませるあの錠剤も苦痛だわ。
初めてバリウム検査を経験したときは、白う○こ見たさに下剤を呑まず家まで我慢してしまった。これが大失敗。バリウムで固まったヘビー級う○こは洋式水洗トイレでは流れてくれません。流すためには、ヘビー級のう○こを洗浄用ブラシで細かく砕いてブイヨン状態にしてやらなくてはいけない。
で、二年目は学校の和式トイレで出したのだが、残念ながら腹の中に残りがあり、結局、小粒ながらもヘビー級を家に持ち帰ることとなってしまった。なので昨年は下剤を呑んで完全に出し切ったのである。
BS2で「あすか」を見て、それからBS1でレッドソックス対ヤンキース戦の第2イニング松井の打席まで見てから出勤。今日も首都高は流れがよく、いつもより早く到着できた。
授業は3コマ。昼休みに会議が一本入ったので、2限・昼・3限と、メシ抜きでしゃべりどおり。4限の時間帯にカップラーメン一個を腹に流し込み、5限もめいっぱい労働。ああ、疲れた。ただ、学期はじめは概要説明が中心なので、事前準備がそれほど必要なく、その分楽といえば楽ですね。本格的な始動は、どうしてもGW明けになります。GWって、けっこう邪魔なんだよな(^_^;)。やっとエンジンがかかりはじめたと思ったら、2週間あいだがあいたりするわけだから。
授業の事前準備といっても、教員によってマチマチです。かなり詳細な講義ノートをつくるひともいますが、わたくしの場合は、話すべきキーワード・キーフレーズをA4判の紙半分ぐらいにメモするだけです。ただ、メモを作るときは、頭のなかで模擬授業を一通りやりますけどね。通勤途中も頭のなかでしゃべる内容は流しております。
アマゾンにてちょっとおもしろそうな本を注文した。
「あすか」を見そびれてしもた。起床時間が8時10分、千葉の地震が今日だったら、寝坊しても見られたのだが。
森達也『ドキュメンタリーは嘘をつく』(草思社、2005)
内部告発本でもなければ、「やらせ」批判でもない。現場の苦悶を綴った苦労談でもないし、現役作家の開き直りでもない。ただ単に、ドキュメンタリー作家の作家性を繰り返し主張した本である。
……と書くと、つまんねー本だと思われるかもしれませんが、けっこうハマって読みましたよ。主張はシンプルで、しかも言葉をかえた繰り返しなのだけど、その主張をホリエモンのジャーナリズム批判とか、中国の半日デモ報道とかにあてはめてみると、けっこう読者の側で問題提起を楽しめます。そういう意味からすれば、この本そのものが森達也によるセルフ・ドキュメンタリーなのでしょう。
本の後半に、「女性ジャーナリスト」(江川紹子だということはすぐに確認できる)による森批判文の引用があります。本人のwebページからの引用だというので、さっそくgoogle検索をかけたところ、ヒットはしたけど元ページはnot foundでした。最近になって削除されてんでしょうかね。できれば全文を読みたかったところですが。
オリエンテーション週間も終わり、今週から新年度の春学期がスタートである。出校日が月・木・金なので、今日から授業である。月曜は3・4・5限と3コマ連続の講義モノである。演習科目と違い、専門科目の3連発はけっこうしんどい。昨年度の秋学期も月曜の午後は3連コマで、しかも登録者数が多かったため、すべて300人教室での授業だった。今学期は100人教室なので、疲労感ははるかに少ない。
初回ということで、授業の内容は全体の概要とスケジュール、受講ルールの説明で終わり。我が授業は「私語厳禁、携帯使用は即レッドカード、飲食自由」が基本ルールである。
3科目とも、冒頭で学期末試験問題を発表した。評価の方法は、毎学期変えている。昨年度の春学期は全授業でミニット・ペーパー方式を採用し、秋学期は登録者が多かったのでレポートを3回実施。今学期は学期末試験の一発勝負にした。
学生にはわからないだろうが、成績評価は重労働である。教える立場になって実感したことは、「仏は極楽、鬼は地獄」……って、そんなのあたりまえじゃん、と怒られそうだが、言いたいことはなにかというと、「仏教員は労力をかけなくていいので楽ちん、鬼教員はエネルギーが必要でヘトヘトになる」ということ。
だいたい、イイカゲンな態度で授業を受けたのにAがもらえて文句をいう学生はいない。だから、教員にとってAの安売りは楽なのである。逆に、Dを付けるのは骨が折れる。数学の証明問題ならいざしらず、小論文形式の試験など、よほどきちんとチェックポイントを整理しておかないと、Dは付けられない。いやほんと、意味不明な文字列満載のレポートを読まされたあとに白紙答案に遭遇したときなんぞ、かえって単位をやりたくなるくらいでっせ。
あたしゃー、これでも鬼教員なんだす。学則上、成績は4段階評価(A、B、Cが合格でDが不可)なんだけど、個人的基準では、A〜Cを各3三階に細分化し(A+〜C-)、十段階評価で素点を付けているのだ。当然、余分に時間がかかってしまう。でもまあ、キッチリ採点しようと思ったら、とても4段階なんかでは対応できないと思うがね。
今学期は担当科目も増え、しかも他にやらねばならない仕事も春学期は多いため、複数回のレポートは実施不可能。おまけにレポートにすると、どこぞのwebからコッペしたシロモノも少なくない(そういうレポートは無条件に不可にしてますが)。で、いろいろ考えた結果、今学期はすべて一発勝負の試験にした次第。
さて、これから原稿書かないと。
映画やアニメのプロモーション関係の仕事で来日中のフランス人女性を自宅に招く。彼女は、アニメ制作をしているフランス人の友人の友人で、昨年の秋ぐらいから一度会いましょうという話をメールで交換していたのだが、双方の都合がなかなかあわなかったのだった。
フランスでは有名でなく、しかし日本ではメジャーで、凝ったストーリーと絵の作品を描く作家紹介してほしい、とリクエストされていたのだが、それにピッタリなのは楳図かずおである。一昨年、友人にも紹介したところ、すっかりとハマってしまったという実例がある。今回も書庫で朝日ソノラマ・サンコミックスの「こわい本シリーズ」とビッグコミックスの『わたしは慎悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』、少年サンデーコミックスの『漂流教室』、フラワーコミックスの『洗礼』を見せたところ、すっかりと興奮した様子であった。
本棚を増設するために木材を加工する。卓上マルノコを使うのは8ヶ月ぶり。車庫に保管していた12フィートの1×10材を4枚、259センチに切断する。その他、半端な長さの板材を41センチと52センチに切る。切断が終わったあとは電動カンナで表面をざっと削り、最後はサンダーを使ってなめらかにする。汗と大鋸屑で顔がゴワゴワである。
急にこんなことが必要になったのは、先日、うちやまとちの『クッキングパパ』(講談社モーニングKC)1〜79巻を衝動買いしてしまったためである(^_^;)。とりあえず昨日・今日読んだのは2〜35巻であるが。
高橋留美子『めぞん一刻』(全15巻、小学館ビッグコミックス)
突然読みたくなってしまった(笑)。ストーリーを知ってはいても、あいかわらずエピソードごとに欲求不満が蓄積されていきますね。23年前にパリに住みはじめたとき、テレビで最初に見た日本アニメが『めぞん一刻』のフランス・バージョン「Juliette, je t'aime.」だった。響子さんがジュリエット、三鷹さんがフランソワ、五代くんはなんだっけか。
これのスピリッツ連載時期って、紫門ふみの『東京ラブ・ストーリー』と重なってたんじゃなかったっけ? こっちは連載中にぜんぜん読んでなかったな、そういや。
アマゾンに「興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史」を注文する。
10日後の健康診断に備え、縄跳びをやったのだが、わずか5分で息が切れてしまった(涙)。
ヤフオクにて西谷祥子『気がちがい荘の住人達』を2,000円で落札した。
BS2の朝ドラ・アンコール「あすか」を見るために7:50起床。昨日、ようやく二日間のオリエンテーションが終わり(昨日は9時間ノンストップ労働)、心身ともにヘタレ状態だったのだけど、待望の再放送なので見逃せなかった(笑)。
ついでに本放送の「ファイト」も見たが、んー、どうなんだろ。あと一週間ぐらい見ないと、おもしろいのかどうか、よくわからん。
過去数年の朝ドラで欠かさず見る気になったのは、「あすか」「ちゅらさん」「てるてる家族」の3本のみだった。
「私の青空」はヒロインの相手役がしょぼすぎた。総集編で観るとテンポがよくて楽しめるのに。
「オードリー」は一茂のセリフがなかったころまでは良かった。渋い役にあの甲高い声はぶちこわし。大竹しのぶも出しゃばりすぎ。出しゃばる大竹、おろおろする賀来千賀子って、「男女七人夏物語」じゃん。だったら父親役もいっそ明石家さんまにすりゃよかったのに(笑)。
「ほんまもん」は役者の雰囲気が役柄に比べて軽すぎ。池脇千鶴は夜ドラの「火消しや小町」の方があってましたね。
「さくら」は終盤のもたつきさえなければねえ。惜しかった。続編の舞台はおもろかったが、やっぱり母親役は麻丘めぐみよりも浅田美代子の方が合ってましたね。まあ、このドラマの主役は野口五郎だと思えばいいんだけど(笑)。
「まんてん」は浅野温子がイッちゃってましたね。「オードリー」の大竹しのぶと同様、出しゃばりすぎて白けてしもたわ。
「こころ」はストーリーがひどすぎ。脚本家は何を考えておったんだ?
「天花」もわけがわからんかった。
「若葉」、途中で見飽きてしまった(^_^;)。
朝ドラがおもしろくないと、朝早く起きようとするモチベーションが下がるので、通勤に支障をきたしてしまう。「ちゅらさん」放送時など、BSと本放送の両方を欠かさずみてたから、毎日7時半には起きていたもんな(笑)。
一時期、朝ドラよりも夜ドラのほうが充実してましたね。「女将になります!」「ロッカーのハナコさん」「火消し屋小町」「女神の恋」「ちょっとまって!神様」「ブルー、もしくはブルー」「百年の恋」「恋セヨ乙女」……ずいぶん見てたんじゃん(笑)。ただ、「結婚のカタチ」の途中から見るのを止めた。藤原紀香って、つくづくドラマに不向きなのね。
タフな一日であった。
朝、BS2でNHKの朝ドラ・アンコール「あすか」を見てから出勤。5の日だというのに首都高は流れが良く、9時20分ごろに到着できた。
9時45分まで研究室で資料の準備。5分ほど同僚と簡単な打ち合わせをしたあと、9時50分から一年生のオリエンテーション。進行係も兼ねていたので、約1時間ほどしゃべりっぱなし。途中で喉にタンがからんでしもた。
11時10分、1年生オリ終了。すぐに研究室にもどり、午後の資料を準備。11時半ごろ面談希望の学生が来訪したので25分ほど個別指導に。
12時5分前から資料作成再会。12時15分ごろにようやく完了し、コピーを取ってから4年生オリエンテーションの応援に。
14時ごろ、4年生オリ終了。売店に行って食料と飲み物を買い、研究室に戻って食いながら資料の準備。空きっ腹にどら焼きを食ったものだから、胃がムカムカしてくる(涙)。
15時、用意した資料のコピーを取り、3年生全体オリエンテーションに。16時に終了するも、すぐに教室を移動して3年生の学科別オリエンテーションに向かう。
17時20分、学生からの個別質問が終わり、ようやく研究室に戻る。が、一息する間もなく、明日の2年生オリエンテーションの準備を始める。
18時半ごろ、資料の準備が終わり、同僚の研究室で再チェックおよび明日の2年生オリエンテーションの打ち合わせ。
19時50分ごろ、ようやく必要な作業が完了。
こうして書いてみると、ほんと、ほぼノンストップでよく働いたもんだな(笑)。
うえやまとち「クッキングパパ」1〜79巻 15,500円
荘司としお『サイクル野郎』(1〜10巻、少年画報社ヒットコミックス)
友人と自転車のことでメールを何往復させていたら、急に読みたくなってしまった(^_^;)。このマンガがキングに連載されていたころは、けっこうサイクリングにハマっていて、一日に200キロぐらい走ったこともある(横浜・真鶴往復)。徹夜で走って初日の出を見にいったこともあった。毎年5月の国鉄スト(死語)のシーズンは学校も臨時休校になったので、自転車で由比ヶ浜にいったりした。これでもけっこう健脚だったんです(笑)。
10巻あたりだと北海道を一周している場面なんだけど、むしょうに北海道を走りたくなった。いえ、自転車でではなくてBeatで、なんだけど(^_^;)。
今日といっても4月1日のこと。
昼飯を食うのを忘れてた。ということは、多少は忙しくなってきたということ。本格的に忙しくなると、こんどはトイレに行くのを忘れてしまう。さらに忙しくなると、仕事中に呼吸をするのを忘れることもある。集中時無呼吸症候群ってやつでしょう。最近はそこまで集中して仕事に打ち込むこともないけどね。
新年度の初日なので人事異動でやってきた人たちとの初顔合わせプラス第1回教授会。教授会後、オリエンテーションのための臨時教務委員会を30分ほど。オリエンテーション期間中に3・4年生の履修登録指導をしなければならないので、同僚とともに全員の成績表をチェック。なんとか終わったのが午後7時であった。
時間が遅くなったぶん、帰りの首都高はガラガラで、ひさびさに気分良く「小菅コーナー」や「汐留S字」を走れた。小菅では横Gが思いのほか強く、一瞬、クラッと立ちくらみのような感覚になってしまった(^_^;)。7月9日までは死んでも死にきれないので、自重せねば。
今年もあたらしい年度が始まった。教務委員をつとめているので、4月の新入生オリエンテーションが新年度の初仕事である。しかし、所属学部が昨年度で募集を終了させたため、これが最後の新入生オリエンテーションということになる。一年生が中心の科目を一つ担当しているのだが、これだけの人数で開講するのも今年度かぎりである。べつに寂しいとかという気持ちはないが、昨年度までとは気分が違うことは間違いない。