2005年 11月30日 結局は平均レベル(笑)

 株の売買(デイトレほどマメではないが)を日常的におこなうようになったのが9月6日。その日の日経平均は12,600円だった。元手は長年保有していた株の売却で得た103万円。その株自体、所得税の予想外の還付で得た資金で購入したものである。
 そして昨日の日経平均が14,930円ほど。この間の上昇率は18.5パーセントであるのに対し、現時点での実績ベースの残高(株価は昨日時点の時価計算)は126万円ほどで、増加率は22.3パーセントである。日経平均と大差ない。ボードの前にいる時間を考えたら、株価水準がいまみたいな勢いで上がっているときは、日経平均連動ファンドを買ったほうが効率的、ということですね(^_^;)。
 ただまあ、株の売買をやっていると、「Time is money」を体感できる、ということはいえる。10分の逡巡で売買差額が一万円以上違ってくることなんてザラですもんね。それと、やっぱ村上はすごいヤツだと実感できる(笑)。村上ファンドが入るという情報だけで、ストップ高が一週間続くんですから。ITバブル当時は光通信がらみの「光もの」が話題にあがったけど、いまの局面だと「村上銘柄」ですね。
 日経平均も今日は瞬間的に15,000円台に入り、これから先は上下動が激しくなるんだろうなあ。

2005年 11月29日 首都高の実質値上げ

 道路公団民営化に対しては、中途半端だの妥協の産物だの、いろいろな批判がある。オレもいささか期待はずれだったとは思う。が、少なくとも料金の惰性的値上げが止まり、しかも部分的とはいえ値下がりをした点は評価すべきだろう。首都高なんて、これまで通りだったとしたら、中央環状王子線が開通した時点で100円上がったろうし、横羽線だって金沢八景方面が開通した時点で、やはり100円上がっていたはずである。これまでがそうだった。
 しかし、ETCの前払いサービスの休止には「異議あり!」である。首都高のヘビーユーザーには実質的な値上げになるのだ。
 首都高以外の高速道路を使うのであれば、マイレージ・サービスに登録するだけで、ETC前払いサービスとおなじ割引率が適用される。しかし、首都高はマイレージ対象の道路には含まれず、ETCユーザーに対しては独自の割引料金を適用している。
 まず、平日の11〜15時・18〜22時の利用に対しては10パーセント割引となる。そして、月間で3万円以上5万円未満利用すれば、翌々月の利用料金は4パーセント割り引かれる。よって、この時間帯を使えば合計14パーセント引きなのだ。しかし、前払いだと5万円に対して5.8万円、つまり13パーセント引き(16パーセント上乗せ)なので、この時間帯(あるいはもっと安い夜間)にのみ使うのでなければ、どうしても割り増しになるのだ。
 これってずるいんちゃうかー? 阪神高速だとETC前払いサービスよりも割引率がよくなるっていうのにさー。オレの場合、週に3回、朝9時前後と夕方19時前後に合計4区間利用しているんだけど、月12回の出勤だと月間使用量合計が2.9万円強(ETC割引なしの状態だと3.12万円)なので翌々月の割引率は2パーセントになってしまう。前払い5万円の割引率を適用すると、この使用量だと月間2.7万円弱の支払いですむ計算になるので、差し引き1700円程度の「値上がり」となってしまうのだ。
 ガソリンは2年前よりもずいぶんと高くなったし、高速も実質値上げだし、懐は暖冬どこではないよなあ(涙)。

2005年 11月28日 「風のハルカ」と「ちゅらさん」

 現在放映中のNHK朝ドラ「風のハルカ」、いまのところ「当たり」だと思います。毎朝かならず観ようという気になるし、月曜になるとNHKの朝ドラwebで翌週の予告をチェックしたくなる(笑)。
 このドラマ、「ちゅらさん」との共通点がずいぶんとあることに気がついた。

主人公のキャラ:直情的で、あとさき見ない勢いの良さが取り柄
姉弟(姉妹) :対照的に下はクール
祖母キャラ  :えらく押しが強い
父親キャラ  :極楽とんぼ
お守りアイテム:キラキラ光るモノ

 そのほかにも、脇役のパターンにずいぶんと共通点があるように思いました。まあ、焼き直しだろうがなんだろうが、おもしろければいいんだけどね(笑)。

2005年 11月27日 クローン大戦2とエピ3

 昨日はSWアニメ版のクローン大戦第2作を観て、今日はエピソード3を日本語吹き替えで観ました。予想どおりというか、クローン大戦2を観てからだと、エピ3の「違和感」が相当程度払拭されますね。というか、やっぱエピ2とエピ3は飛躍しすぎ。とくに、クローン大戦2を観ておかないと、エピ3冒頭のシーンが納得できん。アクションでごまかされているうちはいいのだけどね。
 以下、ネタバレだらけなので要注意。
 クローン大戦2の最後が、グリーバス将軍率いるドロイド軍団がコルサントを急襲するところなわけですよ。そのとき、オビ=ワンとアナキンは辺境の惑星に派遣され、アナキンが一種の「試練」を受けるわけです。で、二人の不在時にドロイド軍団がコルサントに押し寄せ、グリーバスがパルパティーンを拉致しようとする。護衛のジェダイのリーダーがシャアク=ティー。で、激しい攻防の末、ジェダイ二人がグリーバスに殺され、シャアク=ティーは電磁ロープにしばられさらされる、と。
 その間、コルサントをドロイド軍団から守っていたのがヨーダとウインドゥの二人。これがまためちゃくちゃ強いんだよね。フォースでドロイド軍団を一掃したりとか。で、この二人がドロイドの攻撃が陽動だと気づき、ウィンドゥが急ぎシャアク=ティーの救援に赴くも、パルパティーンはすでにシャトルに押し込まれ、グリーバスも逃げ込もうとする。そこをウィンドゥがフォースで攻め、グリーバスの胴体の一部がふっとび、それでやたら咳き込むようになった、と。そして辺境惑星のオビ=ワンとアナキンに、ウィンドゥから帰還命令が届く。と、ここまで観れば、エピ3冒頭はじつにスムーズにつながっていくわけです。
 クローン大戦2には、アナキンがパダワンからジェダイ騎士に昇格する場面も入っている。クローン大戦1は脇役級ジェダイの列伝的な雰囲気があり、本筋に直接からむエピソードは少ないけど、クローン大戦2は、あきらかにエピ3の序章になっている。もしもエピ1〜3のDVD BOXを販売するのであれば、クローン大戦2も絶対に含めるべきだと思いますね。
 それにしても、エピ3DVD日本語吹き替え、相変わらずパルパティーンの「the first galactic empire」が「第一銀河帝国」のまんまだよ(涙)。

2005年 11月26日 エンたま

 娘が「超じんぜーエンジョイ!たまごっち(通称エンたま)」がほしい、と言ったのが一昨日のこと。23日発売のこの新たまごっち、当然ながら即日完売である。ほしいのなら、発売の前から言わにゃー無理ぜよ>娘。
 そういや去年もプリキュアなんたらをほしいと言ったときも、似たようなパターンだった。販売戦略のひとつであることは了解するが、並ばなければ入手できないような売り方は困りもんだぞ>メーカー。早く手に入れるのに並ぶ、というのはにしてもだな、こういう形で幼い消費者を飢餓状態にしていると、いつか痛烈なしっぺ返しが来るような気がするのだな。
 それはさておき、昨年はたしか、ヤフオクでほぼ定価と同レベルで入手できた、ということを思い出した。で、さっそく「エンたま」で検索してみると、いやもう、あるわあるわ。並んだ人のかなりは転売目当てだったんだろうな。昨夜の段階で、落札水準はおおむね5500円前後でした(販売価格は2980円)。日がたつにつれて落札水準は変化するはずだが、さて、出品過多となって暴落するか、それともほしい人が単純増加して暴騰するか。オレは一週間後に3500円前後に落ち着く、と見ているのだが。

2005年 11月24日 会議を早く終わらす方法

 今日は月例の会議の日だったのだが、予想よりも30分以上も早く終わった。めでたし。なぜ今日はこんなに早く切りあがったのだろうか、と同僚と考えたところ、学長からの報告題・審議題がなかったから、という結論に達した。そういや、先々月は学長関係の議題が多かったので、予想を1時間以上もオーバーしたのだったよな。

2005年 11月23日 残念なカット

 昨日、予約しておいたエピソード3のDVDがアマゾンから届いたので、さっそく特典ディスクを観てみました。本編もさることながら、未収録場面が気になったのです。で、オープニングのエピソード、オビ=ワンとアナキンがパルパティーンを救出に行く展開が、もともとは一時間ぐらいの長さだったのを、それじゃあ冗長すぎるということで半分にされたことが判明。たしかにそうなんだけど、カットされたシーンがすごくいいんですわ。
 劇場公開版だと、グリーバス将軍がいまひとつ存在感に欠けるわけですよ。まあ、それはアニメ版とかコミックス版でエピ2から先の話を追いかけていかないかぎり、ぬぐいきれないことではあるのですが、もしもカットされた場面がそのまま収録されていたら、印象はずいぶんと異なっていたでしょうね。ジェダイの一人、シャク・ティーをライトセーバーで串刺しにする場面なんざぁ、堂々たる悪役ぶりです。ただ、この場面がカットされた結果、シャク・ティーは生存していることになり、エピ3後にダース・ベイダーと戦って破れる、という場面が作られるという噂を見かけたことがあります。
 あと、エンディングでヨーダが惑星ダコバに落ち延びる場面もルーカスがカットしたそうなんですが、この場面、プロデューサは最後まで入れたかったのだとか。たしかに美しい映像で、ぜひ入れてほしかったと思いましたねえ。
 なんにせよ思ったことは、エピ3は本当なら4時間ぐらいの長さにすべきだったのでは、ということ。まあ、『美しき諍い女』だって4時間あったんだからねえ(^_^;)。エピ3の長時間バージョンの登場を待ちたい。
 これでめでたく6作すべてのDVDが出たわけで、当然いずれは6作セットのDVDが出るんだろうけど、きっとそれはブルーレイのハイビジョン対応DVDの目玉となるんでしょうね。

2005年 11月22日 どうなるSONY vs Apple

 iTMSが依然好調である一方、新ウォークマンをそろえて追撃にかかるソニーは、いまひとつ勢いに乗り切れていない感じです。
 ハードだけじゃあ勝負になりませんわな、ソニーさん。逆転をねらうなら、楽曲ダウンロード市場に参入を予定しているアマゾンと組み、iTunesに対抗するソフトをMSと一緒にこさえて、おまけにそこで映画配信もおこなう、ぐらいのパンチを繰り出してくれないと。

2005年 11月21日 日本でも回収

 ソニーBMGの「rootkit」CDが日本でも回収されることになりました。しかし、これはすげえ大ニュースだと思うのだけど、一般紙でもNHKでも、あまり取り上げていないのはなぜだ。ソニーに気を遣っているんでしょうかね。

2005年 11月20日 明日の一面は何だろう

 今日はスポーツ関係で話題が集中しちゃいましたね。スポーツ新聞の一面がどれになるのか。浅田真央のグランプリ優勝、加藤のスピードスケート500m世界新記録、高橋尚子の東京女子マラソン優勝、宮里藍の大会二連覇、どのニュースも一面にきておかしくないですからねえ。まあ、大写真入りトップが高橋で、左脇にトリプルアクセスを飛んでいる浅田が写真入りで来て、という感じでしょうか。
 個人的にいちばんすごいニュースだと思うのは、加藤の世界記録更新ですね。4年前に清水がつくった記録だって、めちゃくちゃ凄い記録だったのに、それを破ったわけですから。トリノの楽しみが増えました。これで浅田が出場できたら最高なんですが、年齢制限の特例は認められないようです。しかし、これで安藤美姫がすっかりかすんだな(^_^;)。

2005年 11月19日 感覚ギャップ

 いまどきの消費者は、BMWというだけで「あこがれ」を抱くもんなんだろうか?
 この記事、こと車に関しては20年前のイメージをそのまま現代にあてはめて書いているように思う。日本車の耐久性が欧州車と遜色ないことは、欧州の消費者雑誌の比較レポートでも立証されている。まあ、日本車のほうが衝突時に壊れやすいのは事実だが、これは設計思想の違いだから仕方がない(衝突時の壊れ方は設計時にシミュレーションしとる)。
 そもそも、BMWはホンダとおなじような製品ラインナップのメーカーだし、ベンツはそのままトヨタでしょうが。BMWの7シリーズなら高級車だけど、3シリーズは大衆車ですわな。バブル期にBMW 3シリーズは「六本木カローラ」と笑われていたくらいだからね。
 メーカー名だけであこがれを抱かせるのは、フェラーリだけの特権ですって(笑)。

2005年 11月18日 nanoが逝っておしまいに(涙)

 ええ、どうせ自分のせいなんですよ。すべてあたしが悪いんです。nanoを車のドアに挟んでしまい、液晶を壊してしまったのは。はあ。譲ってもらってから、まだ一ヶ月も経っていないのに。液晶が割れただけでなく、回路部分にもダメージがあるのか、何も画面表示がされません。しくしくしくしく。このショックから立ち直る「ぢぶん慰め」のいいわけを、いろいろと考えましたとも。

その1:一緒に挟んだ携帯が無事でよかったね。
その2:一緒に挟んだミニ・ライトセイバーが無傷で良かったね。
その3:これで4GBモデルを買えるじゃん。
その4:泡銭(株の売買益)で買ったんだから、ダメもとっすよ。
その5:不運の種をひとつこれで消費できた。

 さいわいなことに、曲の再生とアップデイトは(まだ)できることが判明。当分は、ごまかしごまかし使います。

2005年 11月17日 けっこうな事故であった

 今日は授業・会議・会議・授業・会議というビッグマックな一日で、しかも最後の会議は中井のキャンパスまで移動せにゃならんかった。岩槻から中井までは、中央環状王子線が開通したおかげで、道がすいていれば40分程度で移動できる。午後6時ごろに岩槻キャンパスを出発したが、今日の首都高は交通量が少なく、こりゃ40分パターンだな、と思ったのも束の間、江北ジャンクションの手前で突然渋滞が始まった。
 新井宿で首都高に乗った時点で渋滞表示は出ていなかった。これはもう事故が起きたとしか考えられない。案の定、最終カーブの先に、向きを180度変えた車が追い越し車線を塞いでいた。しかも、フロントガラスの破片が道じゅうに広がっている。そしてその先には、乗用車が一台、さらに路側帯にはトラック1台とバス1台がハザードを出して停まっていた。どうやら無理な追い越しで多重衝突が生じたようである。
 空いているときの首都高は、けっこう怖いっす。あちこちにRのきついカーブがあるので、エンジンパワーだけはやたらにあるセダンとか、荷物を積んでいないトラックが特におっかない。

2005年 11月16日 英語力と年収

 英語力による所得格差が予想以上に大きい、という分析結果が発表されたようである。
 レポート本文を読んでいるわけではないので、あまり踏み込んだことは言えないのだが、これって「英語を使う機会の多い職場ほど収入が多い」ことを立証したのであって、単純に英語力と所得がリンクしているとは言えないと思うのだが。考えてみればあたりまえで、そりゃ英語などぜんぜん無用なスーパーのレジ打ちよりも、英語が標準語の外為ディーラーのほうが所得は多いに決まっているわけで。
 そんなわけで、こういう調査結果が出たからといって、あわてて駅前留学をしたところで、それを使う機会のある職場を求めなければ意味がないってことですわな。

2005年 11月15日 鈴鹿はどうなる?

 予想どおりというか、07年から富士でF1が開催されそうな見込みである。
 一応、鈴鹿、富士の2サーキットで開催される可能性も模索されているようだし、実際、94年には鈴鹿の日本GPに加えて岡山の英田でパシフィックGPが開催された「実績」があるので、その可能性はなくはないだろう。しかも今回はトヨタとホンダの面子がかかっている。
 個人的には、富士で開催されたほうが観に行くのは楽である。それに、改装後の富士は、過去十数年の「ミッキーマウス」サーキットと比べ、ストレートが長いのも楽しみだ。ただ、鈴鹿のコースはドライバーにはえらく評判がいい。以前、ベルギーのスポーツ紙がおこなったアンケートによると、スパに次いで鈴鹿がチャレンジングとの結果が出ていた。しかもスパと鈴鹿がその他を圧していたんである。さらに、モータージャーナリストが構想する「理想のサーキット」に、鈴鹿のS字と130Rが「採用」されるなど、コースの評価は抜群に高いのだ。運営もスムーズだし。
 しかし、これ以上レースが増えるんだろうかね。英田でパシフィックGPを開催したときには、アジア大洋州では日本とオーストラリアだけだったF1も、いまでは中国やマレーシアでもやっている。さらに増やすとしたら韓国だろう。それともヨーロッパGPをやめるとか。
 でも、もしかしたら鈴鹿から富士に変わることもあるのかもね。かつてフランスGPがポールリカールからマニクールに移動したときだって、どう考えてもポールリカールのほうが観ていておもしろいサーキットだったのに、結局、ルノーの意向が働いたわけだから。ホンダよりトヨタのほうが金持っているしなあ。しかも、レースに関してホンダは案外とドライな決断をするし。

2005年 11月14日 MYSTにどっぷり(笑)

 いまさらながらMYSTに漬かっています(笑)。
 先日、OS Xに切り替えたとき、いろいろとソフトを購入したのですが、思わず「MYST V End of Ages」も購入してしまったのです。ただし、このシリーズは最初のしかやっておりませぬ。しかも、最初のゲームもおおざっぱな内容しか覚えていない。で、先日、中古で「MYST」「RIVEN(MYST 2)」「MYST III Exile」をゲットしたのでした。98年式の古いPowerBookが完全にMYST専用マシンと化しています(笑)。
 とりあえず一作目の「MYST」に取り組んでいますが、一日にひとつずつ謎を解いています。まあ、十年以上も前とはいっても、キーになる謎は覚えているので、わりとすらすらと進めますが。RIVENに時間がかかるだろうから、当分楽しめそうです(笑)。

2005年 11月13日 どうでもいいが気になる

 なんの脈絡もなく、ふと「むかーし、なんかの化粧品のCMにセーラ・ローウェルってモデルが出ていたよな」ということを思い出したのだが、肝心の顔形を思い出せない。googleであれこれ検索したのだが、ポスターのちいさな画像が見つかっただけ。モデル画像を集めたギャラリーには、なぜか名前はあるが画像がなくなっている。
 とくにファンだったわけではないのだが、こういうことは気になり始めるとえらく気になります(笑)。

2005年 11月11日 何の前兆なんだか(笑)

 今朝方、えらく奇妙な夢をみて、そのなかでもひときわ奇妙な場面を鮮明に記憶している。それは、北海道の積丹半島先端にある神威岬で身を乗り出して海岸をのぞき込むと、子どものパンダを喰った巨大ハマグリが口をパカっと広げている光景である。どういうストレスがたまんているんだろう(^_^;)>おれ。

2005年 11月10日 ついに訴訟に

 ソニーの音楽CDプロテクト、ついに訴訟に至りましたね。まあ、時間の問題だと思ってはおりましたが。これ、展開によってはソニーの致命傷になりかねないのでは、という気がしなくもないのだけど、専門家の意見をうかがいたいところであります(笑)。
 つい昨日、携帯ビデオは教育関係では需要があるのでは、なんて話題が出ていましたが、アメリカではすでにiTunesによる授業の配信実験が行われているんですねえ。入学式や卒業式の学長スピーチをこれですませてくれると、時間の節約になりそうですけどね(^_^;)。まあ、そんなのをダウンロードする学生がいるとは思えませんが。

2005年 11月9日 携帯ビデオがパッとしない7つの理由

 ……というタイトルのコラムが先月末にCNET Japan.comに掲載され、以来、あちこちのブログでも話題になっている。
「パッとしていない」という現状認識に異論はないのだが、「7つの理由」には同意できない。また、トラックバックされているブログの反論も、多くは的はずれのように思う。
 コラムで挙げられた7つの理由(「ながら観賞」ができない、画面が小さ過ぎる、動画は得てして長過ぎる、どこにでもテレビがある、繰り返して見たりしない、簡単に解決できる問題がない、すでに代替品がある)は、いずれも現在の映像消費スタイルを前提に置いた上での結論である。このような批判が成立するのは、対象となる製品コンセプトが通常型イノベーションの産物(いわゆる改善によって得られた製品)であるときだろう。逆に、新市場創造型イノベーションを志向したコンセプトに対しては、このような批判は常に起こるものである。
 それはたとえば計算需要だけを前提にすれば大型汎用コンピュータがあれば十分であり、家庭向けパソコンなど無用という結論が必然的に導かれることを考えれば明らかである。かつてDECのケン・オルセン会長も「自分の家にコンピュータを持ちたがる理由など存在しまい」と述べたものである。電話ですらも、特許買収を持ちかけられたウェスタン・ユニオン社は無価値と切り捨てたのだ。しかし、こうした判断は、その時点での需要スタイルを前提とするかぎり、当然の結論だったのである。
 では、こういう問題はどう考えるべきなのか。正直なところ、「この種の批判は的はずれ」以上のことは言えない、という弱みがある。なぜなら、新市場の創造は計画的に行えるものではなく、したがって分析に基づいて結論を出せるものではないからだ(出せるようなら、ベンチャービジネスは「冒険」でなく「安全航海」である)。ただ、すでに見えている技術および利用スタイルの組み合わせだけで需要が展開するのではなく、ささやかな慣習行動が技術と意外なカップリングを果たすことで新市場が創出され、それを演出する企業家がいる、ということは間違いない。携帯ビデオについても、多くのニッチが存在するはずである。

2005年 11月8日 マイティ・マウス、いいんだけど

 アップルの新しいマウス、Mighty Mouse、すごくいいんです、ちょっと重いことを除けば。スクロール・ボタンの操作しやすさは、いちどなじんでしまうと他のマウスが使えなくなるくらい軽快だし。ただ、サイドボタンがあかんのですわ。
 たまに使おうにも、ボタンの押しぐあいがしっくりこない。逆に、細かな作業をしているときには、つい親指に力が入ってしまい、それで反応してしまう。一時、サイドボタンをDashboardに対応させていたのですが、細かなマウス動作をともなう作業をしているとき、やたらDashboardが表示されてしまい、閉口しました(^_^;)。
 このサイドボタン、なにかうまい使い道はありませんかねぇ。ちなみに、現在Dashboardは副ボタンに対応させています。


 新しいメディア、メディアを使った新しい試みが注目されはじめると、かならずこういう問題提起が出てきますね。近いうちに、経産省と総務省から「SNS都市構想」なんてプロジェクトが発表されるに違いない(笑)。

2005年 11月7日 ライブドアのトンチンカンな対応

 ライブドアといっても、証券ではなく本体のオンライン・ショッピングの話。先日、Eudoraのバージョンアップ購入を行おうとしました。二年前から総代理店がライブドアになっていたので、ときおり送られてくるメールに記載されたURLをクリックし、ソフトの購入画面に入り、最新版のEudora 6,2J for Mac OS Xをダウンロードし、すぐにインストール。ここまでは順調に進みました。
 購入方法を見ると、livedoorダウンローダーを使用した決済のみ、とある。で、ダウンローダーのページに進むと、動作環境のなかにMacが含まれていません。説明を読んだところ、Mac向けソフトを購入しようとしているのに、決済に必要なダウンローダーはWin版しかないことが判明しました。
 仕方ないのでダウンロードサポート・デスクに問い合わせをしたところ、三日ほど経過してから返事が来ました。ぬわんと、

MacOS Xユーザーの皆様には、大変申し訳ございませんが、
WindowsPCでの、ご購入を頂けますよう、お願い申し上げます。
MacOS Xユーザー様への対応は、今後の課題とさせて頂いております。
 なんて返事が来たわけですよ(唖然)。そりゃWinとMacの両刀遣いはいるだろうけど、じゃあなにかい、オンリーなMacユーザーは、他人のPCを拝借するか、ネットカフェで購入手続きをしろってぇのかい? カード詐欺やら個人情報流出が騒ぎになっている昨今、そんなこたぁやりたかないし、だいいちネット事業者のサポートがそんな「進言」をするなんてのは納得できませんわな。
 そのメールがカスタマーサポートにも同報通信されているので、こんどはそちらにもクレーム混じりの問い合わせをしてみました。Macオンリーには支払い手段がないのか、と。
 今日、その返事がきたのですが、結論からいうと、当然ながらオンリーMacな人でもちゃんと決済ができる。ただ、その方法がじつにトリッキーで、そういう説明がなされていないのはもちろんのこと、知っている人に教えてもらわないかぎり、まずできないでしょう。なにしろ、

しかし、livedoorダウンロードの専用ダウンローダーは Windows専用となっておりますので、Macをご利用のお客様は、
ダウンロードしていただく必要はございません。
(※「ダウンローダーをインストール済みです」にチェックを入れてください)
 というんですから。つまり、Macユーザの場合はWin版しかないダウンローダーをインストールしたことにしておいて手続きを進める、ということなんですねえ。だったらダウンローダーってなんなのさ(笑)。
 ところがその後にダウンロードサポート・デスクからも返事が来ました。

MacOSXユーザーの皆様には、大変申し訳なく思っております。
現在のところ、システムとしてWindowsのみの対応となっております。
 などと釈明するのみで、具体的な購入手続き手段には言及されていません。こちらがカスタマーサポートに問い合わせていなかったら、「裏技」を知ることなく、購入をあきらめるか、あるいは甥っ子のPCで仕方なく購入手続きをするところでした。
 楽天の「サラリーマン金太郎」配信にしてもGyaoにしてもQuick株価情報の一部機能にしても、このところWin環境でしか利用できないところが増えてきたような気がしますね。ただ、技術的な部分は多少仕方のないところはあるにしても、今回のライブドアみたいに支払い手段そのものがWin環境に限定されていて、なおかつサポートの対応にも食い違いがあるというのは、かなりオソマツだと思います。

2005年 11月6日 本田美奈子亡くなる

 まだ38歳、白血病だそうです。
 劇症肝炎と白血病は年齢に関係なく襲いかかってくるので、本当に怖いですね。それぞれ一人、それが原因で亡くなってしまった友人がおりますが、「次は自分かも」という可能性は否定できるわけじゃありませんからねえ、こればっかりは。

2005年 11月4日 またぞろ理系バッシングかい

 酢酸タリウム少女の事件のせいで、またしても理系バッシングが起きそうな気配である。まあ、こういうバッシングの構図は決まっている。要するに、「ふつーの人」によるエキセントリックな事件が生じたとき、「善良な市民」としては、自分および自分の周囲にそんな事が起きるのが不安なので、手っ取り早い「説明」がほしくなるわけですわな。なので、容疑者が一見「ふつーの人」に見えても、じつは「ふつー」ではないという証拠を発見したがる。
 こりゃもう一種の言語ゲームみたいなもので、地下鉄サリン事件以来、「オタク」と並ぶ差異化の定番的記号が「理系」というやつ。理科系科目が苦手なことと、理系の人間を理解できないというのとは別問題だろうが。まあ、構図としては「魔女狩り」とおなじことなので、別に現代的風潮というわけではないのだろうが、人間の不安に対する行動には進歩がない、という証拠ではありますわな。


 今日の原村は朝から快晴です。昼から両親を連れて奥蓼科の横谷峡まで紅葉を眺めに行き、帰路もちょっとまわり道をして入笠山の林道を走ってきました。標高1500メートル前後のあたりでカラ松が紅葉のピークになっています。八ヶ岳近辺の紅葉では、広葉樹よりもカラ松が綺麗なんですねえ。ただ、今日はそれにも増して美しく見えたのが富士山でした。午後の遅い時間でも見えたのですから、相当空気が澄んでいたのでしょう。
 ならば、と夜空を期待していたのですが、今年一番の「満天の星」でした。ついさっきまで双眼鏡で「レンズの中の宇宙遊泳」((C)関勉)を楽しんできたところです。
 高原ですから、空気が澄んだときの星空は本当に深みがあります。この時期の午後11時ごろだと、天頂付近にはペルセウス座やアンドロメダ座が位置し、東にはオリオン座、ぎょしゃ座が姿を見せます。天の川は天頂やや北寄りをピークに、ちょうど東西を貫くように流れています。夏に比べて秋〜冬の銀河は淡い部分が多いのでみづらいのですが、今日はくっきりとしていました。
 接近中の火星など、とりあえずどうでもいいっす(笑)。二年前にじゅうぶん眺めたし。おうし座のプレヤデス(すばる)、アンドロメダ大星雲、ペルセウス座二重星団、オリオン座大星雲など、肉眼でも見える星雲星団も当然ながらクッキリ見えました。部屋にもどって50×7の双眼鏡を持ってきて、再度これらの天体を観たのですが、いやー、双眼鏡でこれだけ明瞭に見えたアンドロメダ大星雲は初めてです。視野の3分の1近くの長径でしたねえ。
 望遠鏡を出そうか、ちょっと迷いましたよ。なにぶんにもでかいので、セッティングだけで20分ぐらいかかっちゃうんです。重さも50キロありますし。形状が複雑なので一人で担ぐようにしないと動かせないので、最近はほとんど使っていません。
 でもね、この望遠鏡、口径が25.4センチあるので、アンドロメダ大星雲やオリオン座大星雲など見え方がぜんぜん違うんす。これらは天体写真でもおなじみですが、写真だとどうしてもディテールがつぶれてしまうので、肉眼の迫力には到底及びません。いまなら接近中の火星も見られるし(火星の模様もある程度の口径がないと見づらい)。
 でもまあ、筋肉痛がひどくなりそうなのであきらめましたが(^_^;)。明日は帰らないといけないし。
 いやしかし、空がすっかりと深まったことを実感できましたね。

2005年 11月2日 ひさびさの原村

 冬モードの片付けのため、約一ヶ月半ぶりに原村にやってきました。途中、八王子バイパスで白バイにつかまり、20キロ超で罰金1.5万円っす(^_^;)。スピード違反は20年ぶりぐらい。
 いやね、白バイが途中からピタっと張り付いているのは気がついていたんですよ。でも、制限速度ほぼジャストで走っていたから、まさかと思いましたぜ、サイレン鳴らされたときは。で、「ここは制限速度が何キロかご存じですか?」と聞いてくるので、ごく正直に「80キロでしょ?」と答えたんです。だって、マジでそう思っていたんだもん。そしたら、

「間違える人が多いんですけど、この区間は60キロなんです」

 だと。これはもう罠にひっかかったようなもんですね。30超でなくてよかった、と思いましたよ。
 しかし、向こう3年間は警察に協力しまいと固く決意したぜ。

2005年 11月1日 冥王星の新衛生

 冥王星に衛星が二つ、あらたに発見されたそうです。なんて名前になるんでしょうね。スティックスとケルベロスだったりすると、CFファンとしては笑えるのですが。というのは、キャフテン・フューチャーの『暗黒星大接近!』では冥王星が舞台になっていて、設定では衛星が三つあることになっている。で、その3衛星が、ケイロン(カロン)、スティックス、ケルベロスなんですがな。
 冥王星に衛星が初めて発見され、その名前がカロン(当時は資料によってシャロン、ケイロンなどの表記も用いられていた)だったので、ちょっと驚いたのですねえ。この際だから三つあればいいのに、なんて思っていたら、ほんとに三つになった(笑)。


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水抜き

両親を連れて原村に行き、帰るときに山荘の水抜きをおこなった。11月になると氷点下になる日があるのだ。毎年のセレモニーのようなものである。
8・9月に長く滞在したので、今回は帰省するような気分だった。次に訪れるのは2月か3月か。