父親に誘われ、東京ドームの巨人対中日戦を見に行ってきました。結果は完封負け。まあ、義兄からもらったチケットで行ったので笑ってすませられましたが、父親ともども、「こりゃ金払ってまで見るゲームじゃねぇよな」という意見で一致(泣笑)。中日・川上の出来も良かったけど、攻撃があまりにも淡泊すぎですがな。それに、主軸が軒並み打率.220とかだもん。いくらホームラン数が多くても、凡打の方が圧倒的に多いわけで、見ていてときめくものがありませんね。
昔からオヤジとは時々野球を見に行くのですけど、いちばん興奮があったのは、やっぱONの現役時代ですね。江川・西本の二枚看板時代、斎藤・槙原・桑田の三本柱時代、そして松井がいた時代も良かったけど、よーするに、故障せずにフル回転できる主軸が投または打のいずれかにいないとダメってことね。あたりまえだけど。いまの巨人、高橋由も上原も二岡も怪我大杉。清原は言うに及ばず。やっぱねえ、こういうところが松井の抜けた痛手なんだね。
そういや、今シーズンはテレビで日本のプロ野球を一度も観ていなかったので、巨人戦は今日が見初めでした。だってねえ、午前中にヤンキース戦を見ちゃうと、一日に二度も見たくはないっすよね。ましてやヤンキースのゲームを見た後となるとね。40年近く巨人ファンやってたオレがこうなんだから、視聴率が10パーセントを切るのも当然なんだろうね。
夏休みはオープン・キャンパスのシーズンでもある。大学にとってみれば客集めのための重要イベントである、ということぐらいは、この業界に身を置く者として、よーっくわかっているつもりだ。でもしかし、ちょっとこりゃ消費者をバカにしているんじゃないか、と思う例もある。
*ここ*で報道されている例のうち、京都精華大は正攻法の営業活動という内容で、好評なのは当然だと思う。
でも、他の大学がやっている占いだの景品にiPodだのって、こりゃいったいなんだと言いたい。切実な気持ちはわかるけど、そんなので客がホントに来るのかね。かりにそれが客寄せに(一時的に)寄与したところで、こんどは別の大学がiPod + Mac miniを景品にしようものなら、すぐに客はそっちに行くわけじゃん。景品で釣られる客をアテにするようになったら、経営が行き詰まるのは目に見えていると思うのだが。
もはやマス・マーケティングが通用する時代じゃないよね。ブランド力で多少なりとも競争できる大学ならともかく、その他大勢の8割方のところは、地道にリレーションシップ・マーケティングに励み、少しでも就職率を上げる出口対策(もちろんこれは教務と一体となった対策が必要だが)に注力することしか「正解」はないはず。苦しいときほど正攻法を愚直に貫くことが必要なんじゃないかね。
この調子だと、次は授業料の値下げ合戦が始まるでしょう。そのとき、「ウチはこれだけの授業料を払うに値する商品を提供している」と言い切り、頑として価格競争を拒否するところが生き残るんでしょうね。まあ、徹底した低価格路線で残るところもある「かも」しれないが、そりゃごく一部の特殊なニーズだろう。
24日の日曜、ニッコウキスゲを見に霧ヶ峰高原まで行ってきました。例年だと、15〜20日ぐらいがピークだという記憶があったので、今年も見そびれてしまうと思ったのですが、木曜の夕刊に、数年に一度の当たり年と報道されていたのです。
行ってみて、ビックリしましたね。これだけの量が咲いているのを見るのは初めてです。霧ヶ峰高原を初めて訪れたのは23年前で、その後も20回以上来ていますが(ニッコウキスゲの季節に来るのは5回目か6回目ぐらい)、ほんと、来て良かったと思いましたね。
残念なことが二つ。まず、天気がイマイチだったこと。車山とか霧ヶ峰あたりは周囲に高い山がないので、眺望が絶品なのです。快晴時の朝、頂まで行けば、日本の3000メートル級の山がすべて見渡せます。いままでに二度、そういう眺望に出会えたことがありました。
この日は下界は曇り時々晴れといった天候でしたが、山に行くほど雲がかかる状態でした。霧ヶ峰高原も雨は降りませんでしたが、次第にどんよりとした感じになってしまいました。
残念なことその2。植物保護のために、遊歩道が途中までしか行けなかったこと。立入禁止の先のほうが花の数は多かったのですが、仕方ないっすね。まあ、丘一面を山吹色の花が覆っている光景を見て、一応、楽しめましたが。
しかし、いつから立入禁止にしたのだろう。おそらく、花を折ったり、遊歩道以外のところに立ち入る人が後を絶たないから、なんだろうけど。
思うに、こういうところのマナーは中高年の方が悪いような気がします。この日だって、遊歩道のど真ん中で立ち止まってグループ内でぺちゃくちゃ喋ったり、写真を撮るのに夢中でロープの先に踏み込んだりするのって、みんな中高年(推定60歳超)のオバサンとオッサンだったぞ。若い人は遊歩道の端っこで携帯使って写真を撮っていただけだから、結果的にマナー良し。
売店のトイレでもレジでも傍若無人オバサンの多いこと。レジで割り込まれた友人が注意したら、無視されるどころか怖い目つきで睨み返されたそうな。混雑している駐車場でも、すぐに車を移動させてくれるのは若い人で、オジサンやオバサンたちはのんびりと車のなかでメシを食ったり牛乳を飲んでいたり。そりゃ、飲み食いするなとはいわないが、満車の駐車場では、みんな車の移動を待っているわけで、人が車に乗り込んだら、そこに入れようと待ちかまえますわな。だから、すぐに出られる状態で乗り込めよ、と言いたいぞ、オレは。
震度5弱の地震に台風の接近ときて、きゅうきょ、原村から帰宅しました。なにしろ書庫に使っている部屋には高さ2メートル60センチの自作書架がひしめきあっている。独自設計のジャングルジム構造(笑)のため、多少の震度には耐えられる見込みはありましたが、実績がないのでなんともいえない。それだけでなく、どうやら台風が原村方面を直撃しそうなコースだったので、こりゃ山にいても仕方がない。で、予定を変更して帰ってきたわけです。
家についてから、すぐに書庫をチェックに行きましたが、ありゃ、ホントに震度5弱の地震があったの?……という状態でした(^_^;)。詰め込みの甘い棚が2、3ほど、本が1センチ程度飛び出ているだけ。幅わずか9センチの文庫本専用書架がいちばん心配だったのですが、ここなど横積みした本がズレてすらいない。驚くほどナニゴトモナシです。
こうなると、どの程度の揺れがあったのか、実際に経験してみたかった(笑)。もともとウチのあるあたりは、区内でも地盤がわりとしっかりした地帯なので、揺れそのものが少なかったのかもしれませんね。
やっぱりクーラーによる人工的な涼しさとは違いますね。金曜の深夜に原村に到着し、そのままベッドで爆睡。いやー、熟睡できました。小雨で湿気は多少ありましたが、ふとんをかぶって寝ると、ぐっすりと眠れますね。クーラーをつけっぱなしで寝てしまったときのような、ノドが痛くなることもないし。
しかし、ダイヤルアップの57kは遅い(^_^;)。つい何年か前までは、夢のような高速に感じたものですがね。
7月14日、フランスの革命記念日だったのね。すっかり忘れてた(^_^;)。
そりゃ日本にいれば関係ないけど、92年から99年まで、その日を8回もパリで迎えていたのだし、それに、彼の地では7月14日が夏休みシーズンの合図みたいなものなので、なんとなく区切りの日という感覚が身についていたのである。それを完全に忘れていたということは、もはやオレのなかにはパリのテイストは抜け去ってしまった、ということであるな(^_^;)。
バカンスの国といっても、パリの街がガラガラになるのは、8月10〜15日ぐらいのものである。昇天祭の8月15日は本当にゴースト・タウン化するのだが、このあたり、旧盆の時期に東京の丸の内や大手町がゴースト・タウン状態になるのとおなじで、なんとなく共通する季節感がありますわな。
明日から一週間ほど原村に滞在する予定なのだけど、霧ヶ峰のニッコウキスゲが例年にない大量開花だそうで、ちょっと楽しみである。
周囲がすっかり夏休みモードに入っていたため、こちらも気分は完全に夏休み状態だったのだが、まだ明日・明後日と出勤せねばならんかった。まあ、試験があるだけだが、山のような採点が待っている。推定、小論文400本分である(笑)。それでもレポートよりかは楽であるな。レポートだと、コピペのチェックもせねばならぬし。同僚のなかには、手書きのみしか認めない者もおるが、真面目な学生がとばっちりを受けているようである。
このところマーケティング関係の本を読みあさっている。もともとオレは市場分析が本職みたいなものだったが、それも十数年前の話。理論的な話はマイケル・ポーターで止まってしまっていた。当時、フランスの経営研究もポーター一色で、いつだったか、フランスを代表する経営学者とやらの来日公演が日仏会館主催で行われ、会社の帰りに聴講に行ったのだが、ポーターの話ばかりであった。まあ、いまでも古典的な理論ではあるが、さすがに変化のスピードが当時とは違いすぎるもんね。
その1.天才少年
むかーし韓国にキム少年というおなじような「神童」がおりましたわな。人間の知能も馬とおなじく、先行型もいれば追い込み型もいるので、そりゃ10歳で大学に入るガキがいたところで、べつに不思議でもなんでもない。問題は、プロとしての研究論文に取り組まねばならないレベルでどうなるか、だよね。
その2.イギリスの反テロ新法
実際に取締りを行うとなると、「密告」を活用するしかないですよね。アメリカのPatriot法もおなじでしたけど、いよいよもって「魔女狩り」の復活ですね。
その3.乙女ロード
池袋って、そういう街だったのね。ああ、不勉強。
ちなみに、パリ市内にも日本の同人誌やアメコミ、フィギュアを扱う店が数軒、サン・ミッシェルからソルボンヌにかけての一角に集中しております。どこの国にも(笑)。
3月にクレジットカードの有効期限切れ寸前のポイントを使い、ユネッサンスのクーポン券を2枚ゲットしておいたのだが、今日、家族で行ってきました。よーするに、昔の箱根小涌園ですね。小学生のときに何度か行きましたが、潜水艦ゲームで遊んだ記憶しかありません(笑)。
ここは温水プール(ユネッサンス)と温泉(森の湯)の複合施設なのですが、キープしたクーポン券は両方を利用できるパスポート券だったので、子どもの分だけチケットを購入しました。大人3500円に対し子ども3000円です。水着はレンタルも可能だけど、一応、持参。ただ、高校生のときに買ったやつなので、入るのかどうか、かなり不安でしたが(^_^;)、いちおう、なんとか収まりました。バスタオルや室内着は無料で借りられます。
チェックイン時にICタグを内蔵したリストバンドを渡されるのですが、入場時やロッカーの開閉、はたまた施設内の自動販売機の利用やマッサージの支払い手続きを、すべてこのリストバンドでおこないます。小銭を持ち歩く必要がないので、これは便利ですね。
まずはユネッサンスに行きましたが、んー、いろいろと工夫はされているのだけど、温水プールにしては水温が高すぎるし(だいたい35度ぐらいか)、温泉にしては浅すぎるし塩素臭すぎるので、ちょっと中途半端な気がします。滑り台はけっこうおもしろいんだけどね。あと、死海とおなじ塩分濃度にしたコーナーもあって、ここも遊べる。ただ、それ以外はプールとしての規模が小さいので、大がかりなおこちゃまプールといった感じで、大人は退屈してしまいますねえ。小さな子ども連れにはいいのでしょうけど。
そのあと森の湯に移動しましたが、こっちはなかなかいい。屋内・屋外にいろいろな風呂があるというところは、バブル期に流行した温泉施設そのものなんですが、木の枕に寝そべって長湯ができたり、檜の浴槽があったり、湯の温度も熱すぎずぬるすぎずで、たっぷりと1時間はつかれますね。
森の湯の利用だけなら1800円ですので、次の来るとしたら、これオンリーの利用になるでしょう。ただ、おなじ箱根の旧道沿いにある天山大野天風呂のほうが若干安いので、どちらがいいかはちょっと微妙ではありますが。
泳げる温泉となると、やっぱり群馬の尻焼温泉に尽きますね。ああいう別天地みたいな温泉を知らなければ、ユネッサンスもそれなりに楽しめたかもしれません。
20日前後に強い雨が降って、それから梅雨明け……という感覚だあるので、今年はなんとなく梅雨があけてしまったなあ、という感じである。山下公園の花火が明けて夏本番というのは、ちょっとできすぎだよね(笑)。
山下公園の花火は、昔は鶴屋町あたりからでも見物できたものである。高い建物がなかったからね。27階の天理ビルができたときには、市内でもダントツの高層ビルだったのだが、いまでは地味なものである。それ以上に埋没しているのがマリンタワーであるな。むかしは堂々たる灯台だったのに、いまやビルの隙間にある鉄塔だもんね。ベイブリッヂから見ると、ほんとにチャチくなったのを実感する。
昨日の花火は近所の公園から見物した。昨年まで住んでいたところは、いまのところよりも港に近かったので、今年の花火はずいぶん小さく見えた。最後のほうはかすんで見えづらかったのだけど、あれは花火の煙が蓄積されたから? 雲が下りてきた、という感じではなかった。
それにしても、しっかりと夏ですね。暑いのは夏らしくて嫌いではないっす。
その1.アンドロイドの安藤さん
これはぜひ実物を見てみたい。アンドロイド・キャバクラが開店する日も近いか(笑)。
その2.ドリフト巡査
こういうちょっと抜けた巡査、キャラクターとして嫌いではないっす。ヤンキー先生やらよりかはずっと好感を持てる。
その3.着脱簡単なネクタイ
いずれ出るだろうと思っていたら、やっぱり出てしまいました。そりゃ業界は懸命なんだろうけど、その懸命さがしばしば混乱したものを生み出す典型的な例でしょう。ネクタイは、キリっとしめてこそお洒落になるのだと思うぞ。
今日の3限で今学期の講義はすべて終了。あとは来週の木・金に試験をやるだけである。昨年度末に雑用が多かったので、今学期はGW明けからすでに体力カレンダーは7月にはいっていた。ほんと、ご苦労さま>ぢぶん。
ぼちぼち夏休みの仕事モードに切り替えないと……と思ったとたん、体力カレンダーは9月にはいってしまった(涙)。
石原慎太郎がかみつくまでもなく、どう考えても不自然である。11のonze、12のdouzeは十二進法時代の名残だからよしとしても、70から99までは、ぜったいにヘンだよね。78が「60+10+8」だし、97が「4×20+10+7」なんだから。小切手に数字を書くときにローマ字綴りで書き下さねばならなかったので、いつもやっぱりどこか違和感があった。
フランス人の友人に、いくらネイティブでもおかしいと思わんのか、と詰め寄ったことがあるのだけど、「ベルギーに行けば70は septante だよ」と言うばかり。笑っていうなよ、こら、と思いましたね。
78.95なんて、綴って書くと「soixante-dix-huit, et quatre-vingt-quinze centiemes」になるんだから、日本語のほうがはるかに楽だよね、うん。
首相の私的諮問機関「文化外交の推進に関する懇談会」が7月12日に報告書をまとめ、首相に提出した。ポップカルチャーを糸口にして日本文化への関心を高める必要性を訴えたそうだが、「文化外交推進会議」(仮称)を政府内に設置するだの、国際交流基金を活用するだの、相変わらずのお題目が並んでいるようだ。
ちなみに、作成された報告書は*ここ*
ここまで「有識者」が真面目に取り組むようでは、マンガの時代もいよいよファイナルラップに入ったか、と思わないわけにはいかない。この懇談会の報告書も、つまるところ事務局を構成した役人の作文なのだろうが、結局、アニメやマンガ、ゲームの「国際的振興」を口実にした外郭団体を作りたいだけなんじゃあなかろうか。
そもそもポップカルチャーは低俗・俗悪さが命ではなかったのか。親に怒られ、教師に禁止されても、それでも読まずにはいられない、観ずにはいられない――それがマンガやアニメを支えたエネルギーであったはずである。くだらなさを失ったマンガなど、どれほどの魅力があるのだろう。
それに、ポップカルチャーなんて、新陳代謝が激しいもの。消費者も生産者も、流行ればわんさか集まるし、廃れれば早々に次を求めて去って行く。だから、マンガだって見捨てられる時代が来て当然なわけだ。だいたい世の中の「権威」にポップカルチャーがすり寄る(あるいはその逆)ときというのは、いよいよ終焉間近となって、もはや文化遺産・伝統芸能としてしか生き残れないときなんではなかろうか。歌舞伎しかり、能しかり、である。
大学でポップカルチャーの一端を教えている身としては、自家撞着に陥っていると指摘されても反論できないのだが、一個人としては、マンガは「くだらなさ」がコアにあるべきだと思うのだ。
NTT東日本の諏訪局から連絡があり、7月27日から八ヶ岳エリアでフレッツADSLのサービスが開始するそうである。
毎年夏は原村の山荘で過ごす時間が長いのだが、インターネットの常時接続環境のない点がネックであった。まあ、山の生活に文明の利器など無用といってしまえばそれっきりだが、こちらとしては環境を変えて仕事をするのがメインであって、べつに息抜きをしに行くのではない。なので、いまどきPPPで必要なときにだけ接続するというのは、不便きわまりないのである。
おなじ原村エリアでも、ペンション村近辺は2年前にはフレッツのエリアになっていた。4つある交換局のうち、八ヶ岳局だけがエリアから除外されてきたのである。このエリアがそれこそ原野だけならともかく、原村小学校も含まれていたらしく、そのあたりでは道一本隔てただけでブロードバンドが利用できない状態だったらしい。
なにはともあれ、これで仕事が楽になることは事実。
小学校時代の前半に観た映画、ジャリガキ時代だから、ゴジラやら東宝アニメ祭りやら若大将シリーズは当然として、どんな映画を観たことがあるんだろうと考えてみたら、一応、ないことはないですね。
『2001年宇宙の旅』(43)
『ミクロの決死圏』(41)
『猿の惑星』(43)
『ジャワの東』(43)
親に連れられてロードショウを見に行った『2001年宇宙の旅』、子どもにわかるわけないよね(笑)。たぶん、途中で寝ていたと思う。ストーリーなんかほとんど記憶になく、「72ミリ・フィルム」という宣伝のあおりだけを覚えていました。この映画のおもしろさがなんとなくわかったのは、これから15年後のことです。
『ミクロの決死圏』はドキドキしながら観ましたねえ。タバコを吸うと、肺のなかは、あんなに汚れてしまうのかと思ったもんです。『猿の惑星』は近所のジャリガキたちと見に行ったのですが(ロードショウではなかったはず)、やっぱ最後のシーンは子ども心に強烈でした。
『ジャワの東』は別冊サンデーにマンガ版(作画はさいとう・たかをか園田光慶だったと思う)が載っていて、それで観たくなったのですね。たしか伊勢佐木町の映画館で観たんではなかったかいな。
ちなみに、この時期に公開された洋画は次のとおり。
オーソン・ウェルズ監督・主演『市民ケーン』
クロード・ルルーシュ監督『男と女』
カトリーヌ・ドヌーブ主演『昼顔』
ショーン・コネリー主演『007は二度死ぬ』
ダスティン・ホフマン主演『卒業』
その1.UHF電波帯のICタグ
やっぱり監視カメラの次は「これ」でしょう。日立は紙幣に埋め込み可能なタグを開発ずみです。「便利で安心、快適な監視社会」がこれからのキーワードですね。
その2.ブランド体操服
そのうち、フェラガモのスニーカーも登場するんでしょうか(笑)。
その3.指詰め協力医師逮捕
「無痛エンコ詰め」なんてのがあったんですねえ。
その4.垂直磁化記録方式のディスク
この技術、80年代にしてすでに実用化にこぎつけていたはずなので、すでに商品レベルで導入されたもんだと思いこんでいた(恥)。
わたくしが小学校1〜3年の時代です。たしか初めてプロ野球を生で観たのが昭和41年、巨人対阪神のダブルヘッダーで、第2試合に勝った巨人が二連覇を決めたのでした。叔父から後楽園球場のシーズン席をもらったオヤジに連れていってもらったのですが、場所が一塁側ベンチ裏という特等席。あのころはまだ、応援団がベンチの上に乗ってたんじゃなかろうか。天然芝で、掲示板もまだ電光ではなかったと思う。
昭和41〜43年のおもな事件は次のとおり。
子ども心に鮮明だったのは三億円事件ですね。「こんな事件、犯人はすぐにつかまるさ」と思ったものでした。藤猛もけっこう記憶に残っています。「岡山のオバアチャン」でしたっけ。全日空の墜落も刷り込まれています。このせいで、全日空の方がJALよりも危険だと、いまでもちょっと感じてしまいますね(^_^;)。
この時期に連載された主な漫画やアニメ、ドラマは次のとおり。
最も強烈な印象を残したのは「ウルトラQ」ですね。放映開始当時、幼稚園の年長でしたが、これのせいで悪い奴はみな「ゴメス」となりました(ヒーローはもちろん「リトラ」です(笑))。
マンガのなかでは「パーマン」と「21エモン」ですね。思えば、このころが一番FFマンガを熱心に読んでいたと思います。娘もFF作品ではこの2作が「ドラえもん」の次に好きみたいですけど、FF作品の魅力は完全に世代を超えて伝わっていますね。
この年代の最大ヒット漫画は「巨人の星」と「あしたのジョー」になるのでしょうけど、個人的には、当時、マガジンは従兄弟の家に遊びに行ったときにしか読んでいなかったので、川崎のぼる作品はサンデー連載の「アニマル1」のほうが馴染み深いっす。ちばてつやの作品も、先行してアニメ化された「ハリスの旋風」の方が好きだったな。それ以前に、あのころ一番夢中になっていたアニメは、つのだじろう原作の「花のピュンピュン丸」(原題「忍者あわて丸」)でした。
つのだじろうといえば、サンデーでギャグ漫画「怪虫カブトン」を連載していたと思うのですが、当時、マガジン派はバカボンだけど、サンデー派はカブトンという感じに分かれていたように記憶してます。なので、後につのだじろうがマガジンで「うしろの百太郎」を連載したときは、あのギャグ漫画家のつのだがオカルトを?!……という驚きがありましたね。
いつものように、帰路の途中、娘を迎えに進学教室に寄ったのだが、横浜駅近辺は、いつになく駐車違反の取締りが厳しかった。ロンドンの爆破テロの影響なんでしょうかね。あるいは、単なるノルマ消化か(笑)。
パリ在住中は、二度、爆破テロがありました。一つはRERサン・ミッシェル駅、もう一つはRERポール・ロワイヤル駅です。どちらもたまたま日本に一時帰国中だったのですが、二度目のポール・ロワイヤル駅の爆破は、タイミングが悪ければ被害にあっていた可能性がありました。RERではうちから最寄り駅というだけでなく、当時登録していた大学院プログラムのうち、週二回はオルセー・キャンパスで講義がおこなわれていたため、RERポール・ロワイヤル駅から通っていたのです。
NYCといい、ロンドンといい、パリといい、あれだけの人種のサラダ・ボールともなると、いろいろな紛争の舞台となってもある程度は仕方がない。注意していれば避けられる、というものではありませんからね。その点、東京は相対的にテロの危険は少ないかもしれないけど(だからサリン事件の衝撃は大きかった)、代わりに(といってはナニですが)テロより怖い地震がありますので、結局、どの街でもなにがしかの危険がある、としか言いようがありませんね。
やたら倒置しますわな。
Strong is Vader !
とか、
Great care you must take.
とか。
これがネイティブにはどういう雰囲気として伝わるのか、前々から興味があったのですが、今日、映画学を教えている同僚(アメリカ人)に聞いてみたら、
「ネイティブじゃないなってことが、わかるだけネ」
なんだと。それほど奥深い印象を与えるわけではないのね(笑)。
2012年のオリンピック開催都市、なんとなく北米の番だと思っていたので、たぶん、ニューヨークなんじゃあないと漠然と思っていたら、ロンドンねえ。いや、ロンドンに恨みがあるわけではないんだが。パリ市民の歯ぎしりが聞こえてくるような気がします(笑)。ロンドンだけには出し抜かれたくない、という気持ちがあっただろうし。
開催都市がパリだったら、ちょっと見に行きたい気もしたけど、でも、でかいイベントが来ると、ホテルの料金が上がってしまうので、それもやだなあ、という、多少アンビバレンツな気分でした。98年W杯のときも、1割ぐらい上がってそのまま定着しちゃいましたからね。それでも東京に比べたら安いですが。
北京五輪が終わったら、次にアジアで開催されるのはどこになるんでしょう。本命は2020年だと思うのですが、日本で開催可能な都市はどこだろう。案外と札幌か福岡がいいような気がするんですがね。歓楽街があるので(笑)。まあ、名古屋、大阪と連敗しているので、次はメンツにかけて候補都市を選ぶんでしょうね。
大阪が真っ先に落選したのは、知名度のなさが最大の敗因だったそうな。名古屋は知名度は低かったけど、「トヨタの隣の都市」と説明していた、という噂がある(笑)。でも、日本で東京以外に知名度の高い都市って、京都、広島、札幌ぐらいでしょ。だとすると、やっぱ札幌が本命ですかね。
KCフレンドシリーズ「ララハート(全3)里中満智子」を8,060円で落札した。
来週の月曜は試験、再来週の月曜は旗日……というわけで、月曜の授業(3科目)がおしまい。最終回には恒例の学生による授業評価アンケートを実施しておるのだが、うーん、過去最悪の結果(悩)。
この評価アンケート、学校が用意しているフォーマットもあるのだが、内容的に他の大学でおこなっている同種の調査との比較ができないので、我が授業だけは自分で作成した調査票を使っている。なので、おなじ学校の他の授業との比較はできない。その点では不自由をするが、まあ、できれば多くの大学での状況と比較したうえで自分の「商品価値」を考えてみたいのだ。
最も重視すべき項目は、「総合的に判断して満足のいく授業であった」という質問項目。評価は単極5段階でなされ、5が最高点、3がニュートラル、1が最低点。
一昨年度までは、すべての授業でこの項目の平均スコアは4を越えていた。だいたい4.1〜4.4である。有効回答数は最も少ない授業で30弱だし、回答者数は授業の平均出席者数とほぼおなじなので、偏ったサンプルにる評価ではない。
ところが昨年度は春学期・秋学期ともに3.7〜4.1ぐらいになった。そして今回、月曜授業限定だが、結果は3.7〜4.0と、またしても若干低下している。しかも、3.7の評価が出たのは、一昨年度は4.4を記録した科目である。
数字そのものは受け入れねばなるまい。問題は原因である。じつは昨年度から、成績評価をかなり厳しくしている。レポートにしても試験にしても、かなり負担を大きくし、採点のハードルも上げている。実際、評価アンケートの設問中の試験やレポートに関する質問の評価は歴然と「悪化」している。生データを概観すると、この部分の評価と総合評価とには、多少の関連性もありそうだ。
とはいえ、単位が取りやすいから総合評価も高くなる、というほど事は単純じゃないっすよね。こちらサイドの問題も、どこかにあると考えるべき。
やっぱり慣れるにつれて、知らず知らずのうちに「手抜き」がでてきているんだろうか。「教育に関する熱意を感じる」という質問のスコアも、やや落ちているし……。
オープン・カー通勤の「悩み」は雨漏りである。我がビートは車齢12年、いくらシーリングをしたところで、雨漏りの止めようがない。ただ、これまでは基本的にソフトトップにしみ込んだ雨水が、時間をかけて侵入するパターンだったのだが、今日は助手席側の天井部からぽたぽたと雫が落ちまくった。どうやらどこかに隙間ができたらしい。
手間のかかり具合、乗り心地を考えたら、とてもじゃないがビートで通勤しようなんて気にはならんのだろうが、そんなことを気にする人は、最初からビートなど買わないわな。ビートのファン・ページで以前見かけて納得をしたQ&Aがひとつ。
Q「ビートかコペンがほしいのですが、どちらがいいでしょうか?」
A「迷うような人にビートは向きません。コペンにしましょう」
ビートを愛する人は一点買いなので、他と比べようがない、ということね。先週は首都高でオレとおなじカーニバル・イエローのビートが走っていた。お互い、なんとなく意識しているのがわかり、渋滞中だったこともあり、しばし2車線で平行して走った。後ろからみたら珍妙な光景であろう(笑)。
エピ3の先行ロードショウはパスし、2度目を見るのはロードショウが始まってからにする。かわり、というわけではないが、家でエピ6をDVDで見る。
後半、ルークがレイアに自分たちが兄妹であることを知らせるシーンで、「母を覚えているか?」と尋ねている。レイアは「美しい人だった」とか答えるのだが、この母は誰を指すんでしょうね。パドメは生んだ直後に死んだのだから、いくらフォースの持ち主とて、生まれた直後の記憶があるとは考え難い。となると、養母のオーガナ后ということになるけど、それならルークがわざわざ聞く意味もナシ。まあ、ここは素直に、エピ6とエピ3とで事情がかわったのだ、と考えておこう。
エピ6のDVDで最も変更された場面は、なんといっても、最後の幽霊アナキンがヘイデン・クリステンセンに替わったことであろう。でも、どうせなら、オビ=ワンもユアン・マクレガーに替え、ついでにマスター・ウィンドゥとかクワイ=ガン・ジンも混ぜてしまえばよかったのにね(笑)。
ヤフオクにて西谷祥子『気がちがい荘の住人達』の別カバー・バージョンを落札する。5,010円であった。
日本文化論を担当している同僚のボヤキその1――
「幕末の人物の誰を知っていますか?」
一人だけ、坂本龍馬を知っていると挙手をしたそうな。
「ほら、犬を連れている人でしょ?」
ボヤキその2――
ある日、その同僚のゼミに入りたいと希望する学生が尋ねてきたそうな。NHKの大河ドラマを見て、源義経に興味を抱いた由。
「先生、だからオレ、戦国時代を勉強したいんっすよ」
学生のデフレ・スパイラルは、はるか昔から始まったハズである。現に、三島由紀夫の『行動学入門』にも大学生の学力低下ネタが使われている。ゆえに、オレが学生のころも、当時の教官は「いまどきの学生は……」というボヤキをこぼしていたはず。いったいどんなネタが肴にされていたのか。いやー、気になってきた。
桜だけが花見の対象ではない。信州であれば、4月のアンズに始まり8月の高山植物に至るまで、約5ヶ月間、いろいろな花を楽しむことができる。7月の霧ヶ峰高原で観られるニッコウキスゲは、そのなかでもハイライトのひとつといっていい。
今年ももちろん行ってきた。ただ、昔に比べて立ち入り可能な遊歩道の範囲が狭くなったのが残念だ。保護のためにはやむをえないのだろうが、初めて霧ヶ峰のニッコウキスゲを観た当時は、そのまま山の頂まで行けたように記憶している。
はるか遠くからでも黄色い点描のように見える光景は、本当にすばらしい。このときはあいにくと雲がかかった天候だったので、遠くの山並みを眺めることはできなかったのは残念だった。